職場の人間関係はとても気を使い大変です。
派閥があったり、グループが存在していたりと面倒くさいのが常です。
ですが、人と人の繋がりは非常に大切です。
大事なのは百も承知。
職場には、自分に対して友好的な人間もいますが、逆に交戦的で合わない人間もいます。
合わない人間とは疲れますし、何よりめんどくさい。
場合によっては、こちらが落ち込むときもあります。
そんなとき、考え方一つで悩みを解決できたら最高ですよね?
職場の人間関係のストレスをなくす8のコツをお伝えいたします。
嫌いな相手を好きになろうとする必要はない
嫌な上司、嫌な同僚を無理に好きになる必要はありません。
好きになろうと自己暗示をかける必要もありません。
こうなったのは、自分の責任であり、自分の選んだ道であり、そしてこれが自分の収入源であると考えましょう。
本質を見極める。
仕事なんてしたくないけど、しないといけないから仕方なくすると割りきる事が必要です。
人生山あり谷ありなので、嫌な事があって当然と最初から考えておけば、少しは気が楽になるはずです。
気になることは相手に直接言う
大人な人は、気になる事は相手にさりげない感じで物事を伝えてます。
では、なぜ気にしながらもそれを口に出さないで、悶々としているのはなぜか。
それはまさに『触らぬ神に祟りなし方式』で、かえって話すことすら面倒くさいとなっていると言えます。
確かに、そっとしておいた方が良い場合もあります。
ですが、勇気を出してきちんと後始末をしておいた方がいい場合もあります。
では、相手に伝えるのか、否かその判断基準は何なのか?
それは、相手に伝えた事実にどのくらい耐えられる力があるのか、どのくらい柔軟性があるか。
相手の器の大きさで伝え方を変えましょう。
職場のイベントは損得勘定で考える
会社の歓送迎会や社員旅行は業務外なので自分は不参加ですと言う人がいます。
これがいわゆる付き合いの悪い人の典型です。
行きたくない気持ちは十分わかりますが、時にはつきあったほうがいい場合もあります。
後になって、自分だけ仲間外れにされた、などと訴えるのは虫のいい話です。
会社は組織、つまり人と人のつながりで動いています。
心から参加が楽しみであるならそれにこしたことはありません。
義理の付き合いができるように柔軟に対応できると悩みも減るでしょう。
そして、損得勘定ができるかどうか。
人生には事あるごとにイベントが発生します。
長期的に見て、自分にとって大切なのかどうなのか先の事を見通しておくのです。
参加することに意味がある、というのも一つの考えですが、これでは何が重要かがわかりません。
ですので、今は損に見えるけどのちにこの損が得になると予測しましょう。
「損して得取れ」とはまさにこの事です。
自分が嫌なことは相手にしない
職場は常に忙しいものです。
自分がやられて嫌なことは他人にやらないようにしましょう。
なので会議に遅れたり、書類の提出を期日通りにやらなかったり、簡単に報告できるものをだらだらと話すのは人の時間を奪っている事になります。
そればかりか、あいつは能力がない、要領が悪い、熱意がないなど低評価される事になるでしょう。
これは、人から信頼されなくなる原因です。
ストレスも溜まります。
また、時間にルーズになる人にも特徴があります。
- ケチ
時間ぎりぎりになって会議に出席する状態の事です。
5分前に来て余裕を持って定刻を待つのが勿体ないと考えています。
時間にケチな人は、お金にも、愛情にもケチです。
注意しましょう。
- 完璧主義
なんでもかんでも会議で話そうとするから時間をオーバーするのです。
最後の最後で相手の時間を奪っている事になります。
自分は完璧ではない事を常に頭に入れておくべきです。
- 計画性がない
先の事を考えていないパターンです。
あらかじめ集合時間が決まっているのに、そこに移動する時間、合わせて行う事を考えていない。
だから遅れるのです。
- お人好し、悪く言えば無責任
これは、人によく見られたい思いだけで動いている人です。
優しすぎるのも、時には問題です。
自分を絶対に卑下しない
他人は他人、人は人です。
自分の実体を知らない為に、自分だけ人並以下なのだと勘違いし卑下に陥るのです。
人と比べて劣等感のある部分が悩むことになるのです。
人には、得意な部分と不得意な部分があります。
比べても仕方ないです。
今の自分が一番ベストであると自信を持つ事が必要です。
正しくお金を使う
お金は、愛の象徴であり、力の象徴でもあります。
職場でも、懇親を深める為にお酒の席を設けることがよくあります。
上司の人はいつも多めに金額を支払ったりしていると思います。
これこそが、力の象徴であり、下の者に対する愛の象徴です。
上司が割り勘を要求してくる場合は愛情なないと判断できます。
お金は、その人の分身を表します。
お金を出し惜しむことは、周りの人との関係や愛情がないと捉える事ができます。
人生はあなたのためだけにあるものではないと考える
会社には、人事制度がある。
昇格する時もあれば、場合によっては左遷されるときもある。
仲間が栄転したのに自分だけ据え置きだったり、周りが結婚しているのに自分だけ取り残される場合である。
確かにこのままでいいものか考えてしまう。
でもそれはやむを得ない状況なのです。
なぜなら、人生は、あなたのためだけにあるものではありません。
最初から、不遇は当然と考えていた方が楽なのです。
いつも良い顔をせず、素顔を示す
これは、信頼されすぎて苦しくなってしまう事があります。
信頼のおける上司であれば、快く仕事を受けますが、ただのうるさい上司に使える部下は、本心ではうんざりしながら、奴隷のように服従しています。
これが、悩む原因の一つです。
良い顔をして、できもしない仕事を引き受け、長時間仕事し、病気になったら元もこうもありません。
できる事は行い、できないものはできないとはっきり表現しましょう。
遠慮のない人間関係を築くことが大切です。
職場の人間関係について
相手から信頼されているか知る方法
職場の人間から信頼されているかどうか判断する基準があります。
その3つは、
- その人が、秘密事項を話してくれるのか
- その人が、アドバイスを求めてやってくるのか
- その人に、こちらからアドバイスを求めた時にきちんと応じてくれるのか
です。
そして、人は誰でも他人に知られたくないことを持っています。
ですが、二人きりになったとき、なぜか話す人がいます。
これは、自分がよっぽど信頼されていると思ったほうがいいでしょう。
逆に、上記のことがまったく当てはまらない場合、信頼されていないと判断しても良いでしょう。
信頼感を持たれていない時の対処法
では、信頼感を持たれていない場合はどうするか?
信頼感アップ、もしくは名誉挽回、汚名返上するにはどうするのがよいのか。
答えは一つ、
- 相手が自分に何を期待しているかを知る
ことです。
相手の期待に応えることで信頼感がアップします。
真面目なのに、信頼感を得られない人もいます。
それは、相手が何を期待しているかわからないままに適当に行動しているからです。
相手の立場を考えて物事を進めれば、信頼感を持たれます。
まとめ
考え方を少し変えることで職場の人間関係のストレスを減らす事ができます。
- 嫌いな人は嫌いなままにする
- 気になる事は直接相手に言う
- 長い目で見て損得勘定をする
- 自分の嫌がることはしない
- 人と比べること自体間違いなので、自分に自信を持つ
- お金を有効に使う
- 人生は、あなたのためだけにあるものではないと考える
- 良い顔をやめ、素の自分を出す
気持ちよく仕事に取り組みましょう。
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