終身雇用制度、年功序列型賃金の時代は崩壊しています。
大企業でも営業不振、経営の怠慢、不祥事により普通に潰れる時代です。
時代の流れは徐々に変化しつつあります。
大きい会社に入ったから一生安泰で大丈夫、なんてこともなくなりました。
今の仕事に不満があり仕事を辞めるのに実はベストな時期があります。
嫌で嫌で仕方がない、何か違う手段で稼ぐ方法はないのか?
様々あると思います。
タイミングをどう決めればいいのか?辞めるのが良い時期はあるのか?
実はあります。
決め手となるタイミング7つをまとめてみました。
仕事を辞めるのは悪い事ではありません。
英断です。
転職は春と秋に行う
七五三(しちごさん)という言葉があるように就職しても何らかの理由で会社を辞めてしまう人たちがいます。
学校を卒業し最初に就職した会社で、中学校卒業は7割、高校卒業が5割、大学卒業の3割が離職すると言われています。
これだけ離職するということは、会社の状況にもよりますが、この辞める人の人数分だけ求人票があることになります。
会社側も常に求人をかけているわけではありません。
一年間にも実は流れがあり求人票が一時増えるときがあります。
それは、春と秋です。
春は、新入社員の入社と会社の人事異動があります。
そこで新入社員のミスマッチ、異動先でのミスマッチがあり辞める人がいるため、急に人材不足となり人材を確保しようとするため、求人票が多く発生します。
秋は、春の時とは変わって夏のボーナスを貰って辞める人が多くいます。
貰えるものは貰って辞めましょうという考えがあり、ここでも人材不足を確保するため求人票が多く発生します。
つまり、転職活動するのであれば、春と秋がおすすめになるのです。
ボーナスをもらってから辞める
正社員の方であれば、ボーナスを貰ったことが必ずあると思います。
ボーナスとは賞与のことであり、給料とは違うくくりになっています。
賞与は必ず貰えるものではなく、会社の業績に応じて支払われるものです。
業績が悪ければ出ないのは当然となってしまいます。
会社にもよりますが夏のボーナスは7月頃、冬のボーナスは12月頃の支給です。
もし、仕事を辞める時期をボーナスで悩んでいるようであれば、貰ってから辞めることをおすすめします。
なぜなら?
ボーナスの金額は自分の会社への貢献度によって評価されている場合があるからです。
毎日毎日、汗水垂らして辛い仕事をしているわけです。
そこが評価されてボーナスに反映しているのです。
貰わずに辞めるのは勿体ないと言えます。
ただし、冬にボーナスを貰って辞めてしまい、いざ転職活動する場合、求人票が少ないです。
冬に求人票が少ないのは、春に新入社員が多く入って来るのでわざと求人票を出さないのです。
何か対策を立ててから実行するようにしましょう。
やりがいがなくなったとき
仕事とは、自分の労働力や技術を提供し社会貢献することで対価としてお金がもらえます。
誰か人の為に役に立っているかどうか、自分が仕事をすることで誰に喜ばれているのか、人それぞれ仕事に対する考えがあると思います。
ところが、自分が何をやっているかわからない、誰の為に仕事をしているかわからないなど、仕事中に思うことがでてきます。
その時は、一度落ち着いて考えてみましょう。
物を作る仕事であれば、最終的にはこれは誰が使用し、これがあることで便利になるのかどうなのか。
サービス業であれば、この仕事は利用者に役に立つことなのかどうなのか、一度整理することが大切です。
もし、どうもこの仕事は人の為になっていない、何かが違うと感じてしまったら辞める時期なのかもしれません。
将来が不安なとき
仕事には様々な数え切れない種類があります。
ただ、自分の会社はどのような業種なのか考える必要があります。
飲食業、製造業、運輸業、娯楽業、小売業等、様々あります。
将来、自分の会社は伸びる会社なのか、それとも縮小していく会社なのか、現状維持なのか、仕事をしていると把握できることもあります。
今の賃金で満足しているか、将来性があるか、今その場所に未来があるのか?
と問いかけた時に、
『ない』
と判断できるのであれば辞める時期にきていることでしょう。
女性の場合、結婚したとき
結婚はゴールではなく、新たなスタートになります。
新しい生活となれば寿退社という形で仕事を辞めることも1つの選択肢です。
新婚生活、また、子供が産まれれば子育てをしなければなりません。
家庭を大切にするために辞める時期として決断するのも必要です。
しかし、現在は終身雇用制度、年功序列型賃金は崩壊しています。
仕事を辞めて収入は間に合いますか?辞めても問題ないですか?
政府は女性が輝く社会であると押しています。
会社は将来管理職として残ってほしいと期待しています。
寿退社か続投か、どっちが楽しい生活を送れるか考えると素早く決断できるかもしれません。
身体を壊したとき
身体を壊したとき、もしくは壊しそうな時は即決です。
すぐ辞めましょう。
迷う判断はありません。
怪我や病気は、静養することで時間はかかりますが回復することができます。
リハビリを重ねれば復帰することも当然できます。
ですが、人間ですから業務や人間関係などでうまく合わず、心の病になることもあります。
業務が忙しすぎて全然寝る時間がない、どうも上司と合わない上に異動願いもない、人をボロぞうきんのように扱うブラック企業なども横行しています。
健康第一という言葉があるように、身体は資本です。
無理をしてその仕事をやる必要はありますか?継続する意味はありますか?
辞めて、しっかり静養して健康になればいくらでも再スタートすることができます。
ここで悩んではいけません。
決断するときと言えます。
やりたいことがある
自分のやりたいことがある、好きなことがしたい場合も即決です。
人生は一度しかありません。
ここには悩む必要はまったくないはずです。
お金は健康であれば稼ぐ事ができます。
ですが時間はみんな平等です。
後悔先に立たず、自分の人生です。
他人の人生でありません。
成功しても失敗しても自己責任なだけです。
やらないで後悔するより、やって後悔したほうが良いですよね?
見逃し三振より、空振り三振です。
行動することは、経験になるのでマイナスにはなりません。
むしろプラスです。仕事を辞める時期は今です。
まとめ
- 転職するなら求人票が多い春と秋
- ボーナスをもらってから
- 今の仕事にやりがいを感じなくなったら
- 今の会社に将来性がないと判断したとき
- 女性の場合、結婚して生活が変わったとき
- 身体を壊したとき
- やりたいことがあるとき
参考になりましたでしょうか?
転職は35歳までが良いとされています。
これは、求人票の年齢制限にもありますし、人を育てるという意味でも年齢が低いほうが会社を辞めても次の就職先が広い事を意味しています。
仕事を辞めることを恐れる必要はないと思います。
早めの決断が今後の人生を大きく左右します。