仕事をで一番大変なのは、業務内容よりも人間関係です。
親と上司は選べない。
これは、良く聞く言葉ですよね。
仕事が円滑に行くのは上司の力量がすばらしいから、器が大きい、能力が高いからうまくいくのです。
時に新卒で、中途採用で、人事異動などで上司がいる部署に配属の場合、非常に嫌で残念な上司もいます。
残念な上司に遭遇すると悩みます。
これからどう付き合えば良いのか・・・。
うまくいくものも、うまくいきません。
部下のストレスは溜まる一方です。
こういった類の上司は、どこの会社にも必ず1人はいます。
いないのを見つける方が逆に難しいと言えます。
あれ・・・?
まさかこの人は。まれに見る嫌な感じの・・・。
判断する10の特徴を挙げてみました。
もし、当てはまるのであればその上司は要注意人物。
そして、決して戦っては行けません。
部下を全く褒めない上司
本来、部下は可愛いものです。
男性、女性問わず特に自分の直属の部下は何よりも可愛いです。
一生懸命仕事をしてくれて、会社の業績を挙げてくれる、自分の指示を聞いてくれるわけですからね。
組織は縦社会、トップダウン方式で成り立っています。
上司の命令は絶対なんて良く言いますよね。
自分から仕事を部下に割り振って、完成したら「ありがとう」の一言もない。
良い物ができても全く褒めない。
ましてや仕事の仕方も教えない。
もぅ、残念です。
山本五十六の言葉にこのような名言があります。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」
まずは上司が部下に仕事をやって見せる。
次に、ノウハウや注意事項を言葉で説明して聞かせる。
そして、実際に横にいて仕事をさせてみる。
そして、部下がうまくできたら褒める。
上司は、部下に感謝の気持ちで見守る。
部下には、始めにゆっくりでも正しく仕事を教え、実際に仕事をさせて褒めなければ、信頼を得られないということです。
正しく教わることで知識を得て、仕事は覚えていくものです。
褒めない上司は、部下からの信頼は得られないことを意味しています。
非常に残念と言えます。
責任逃れする上司
本来、仕事のミスは上司がその部署のトップなわけですから責任を取るのが普通です。
的確に部下に指示をしてないからミスが発生するのです。
自分の評価が悪くなる、自分のことしか考えていない上司は責任逃れをする傾向があります。
責任はすべて作業をした部下が悪い。
もぅ、非常に残念なケースと言えます。
この手の人間は自分が何より優先なので、部下がどうなろうと自分は関係ないと押し通してきます。
こういった上司には、誰も部下は付いていかないでしょう。
えこひいきする上司
上司たるもの、自分の部下には平等に接するべきです。
昔ながらの会社ですと年功序列の制度がまだ残っており、上司が部下を仕事面で評価しています。
評価すると言う事は、給料にも直結し良ければ部下の年収は上がり、悪ければ年収が下がります。
例えば、2人の部下がいて、同じ仕事をしても片方は高評価で片方は低評価。
仕事で評価しているのではなく、人で評価している何よりの証拠です。
仕事に関する評価はまったく適当と言えます。
一生懸命、仕事を頑張って努力をしたところで報われる事はないでしょう。
異性に優しい上司
みんなに優しく接してくれる上司なら、非常にコミュニケーションも取りやすく、チームワークも良いでしょう。
特に日本企業はチームワークを優先すると言われています。
例を挙げますと、男性上司が女性の部下にやたら優しい。
特に女性が若く容姿も良ければなおさらです。
仕事の能力はあってないようなものとなります。
これもまた、自分の好みで仕事をしている事になります。
自慢話ばかりする上司
このタイプは、長年勤務をしていて過去の自分のやってきたこと、昔の栄光にすがり自慢するタイプのことです。
[surfing_other_article id=921]昔はこうだった、だから今も昔のようにしなければならない、などと昔の体質で物事を進めようとする事です。
これでは、いつまでたっても良いアイデアは出てきません。
アイデアを出したところで、例がないから出来ないと却下されるでしょう。
時代には流れがあり、『昔は昔、今は今』です。
柔軟な発想がなければ、組織も適応できないでしょう。
そして、昔の話は誰も聞いていません。
昔の自慢話は、まったく仕事の役に立たない情報なのです。
だから何?
となるはずです。
昔はその当時の手法が良かったのかもしれません。
しかし、いつまでも固執してては進歩はないと言えます。
やたら大声で騒ぐ上司
このタイプは、とりあえず大声で対応して自分の威厳をただ保ちたい人です。
仕事をしていると、ときにはトラブルも当然発生します。
書類が期日に間に合わない、突発的に営業車で事故をやってしまった、物が届かない等、様々発生します。
「チャンスはピンチ、ピンチはチャンス」とも言いますよね?
何もトラブルが起きた時こそ冷静に対応すれば良いのです。
トラブルは起きるものであると考えておくのも一つの方法かもしれません。
それを、大声であれをやれこれをやれ、騒いでも解決はしません。
ただの目立ちたがり屋です。
無駄な事に一生懸命な上司
これは、仕事の重要度がわかっていない、つまり優先順位が決められない上司がこれに当たります。
仕事には、すぐ取りかからなければならないもの、毎日の記録など継続して行うもの、あらかじめ予定が決められているもの様々あります。
ですが、何のどの仕事が重要なのかが判断がつかない為、指示もバラバラになってしまいます。
仕事を頼まれてするのはいいのですが、もっと他に先にやる事あるんじゃないの?
とあなたは思うでしょう。
気がついた時には手遅れだった、なんてこともあります。
自分なりに少し気をかけて仕事に取り組むしかないと言えます。
仕事を増やす上司
仕事を行ううえで、いろんな細部のところまで気がついて取りかかることは、非常に素晴らしい事です。
この仕事をすればこうなると、先を読んでの行動なのでしょう。
しかし、典型的に細かすぎるのは問題です。
必要ではないところにまで気がつきすぎて仕事を増やす。
非常に残念と言えます。
仕事は、まずは正確性、そして効率よく行うのが望ましいものです。
正確性と効率性が出来てからスピードです。
要領が悪いのにスピードを求めても仕方ありません。
仕事が多いからスピードを求めても、正確性がなければ意味がないと言えます。
肝心な時に休む、その場にいない上司
これは、重要な会議の時にいない、打ち合わせや会社の業務など運営方針を決める重要な会議にいないパターンです。
会社内、会社外においても重要な会議があるのはあらかじめ前もって決められています。
早いところは数か月前のところもあります。
それなのにも関わらず、出席しない、後日申し送り事項を聞いて文句を言う。
しいて言うなら「逃げ」です。
急に体調不良になったのは仕方ありません。
しかし、前日まで元気だったのに当日になったらいない。
完全に逃げの体勢です。
その場にいなかった事を良い事に、次の朝から言いたい放題でしょう。
指示が支離滅裂な上司
この状態は、もう使えなさとしては末期状態です。
手の付けようがありません。
管理職としての器がないと言えます。
なぜあなたがそのポストにいるの?
と質問をしたくなります。
A案で業務を進めているのに、翌日になったらやっぱりB案で行くと言い出します。
そして、その説明もちぐはぐで何を言っているかわかりません。
ここまで来ると、自分で仕事を管理する必要があります。
積極的に情報を取り入れ、一生懸命仕事をするしかありません。
信じれるのは自分のみです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
共感できる嫌な上司が、いたのではないでしょうか?
こういったことが起こる原因は、上司に立つ人の『マネジメント能力不足』があります。
人には能力があり、管理職になって力を発揮できる人と管理職ではなく現場主体で働くのが得意な人に分かれています。
『現場で仕事ができるから昇進させて管理職にする』というのは誤りです。
仕事ができるからマネジメントもできるとは限りません。
別の話です。
管理職にも関わらず、「管理」の意味を分かっていない上司もいることでしょう。
ここでの管理とは「仕事の管理」であり、業務の進捗状況を判断するポストの事です。
つまり、プレイヤーではないということです。
管理職は監督です。
逆に今までのパターンに当てはまらなければ非常に良い上司間違いなしです。
人としての器も大きく、あなたを見てくれてますし、いざとなった時は確実に助けてくれるでしょう。
人望がある上司は最高です。
仕事もはかどりますし、何より士気が上がります。
気持ちよく業務を行う事が出来るでしょう。
残念ながら、10の特徴に当てはまる上司に遭遇した場合、戦ってはいけません。
とことん逃げましょう。
負け戦をしてはいけません。
人生が台無しになります。
自分の人生は一回きりです。
時間が限られています。
嫌な上司にかまってる暇があったら、違う事に時間を使いましょう。
「逃げるが勝ち」です。
そして、「口は災いのもと」誰にも言うべからず。自分は「知らぬが仏」です。
嫌な上司が原因で転職を考えることもあるでしょう。
嫌な上司が原因で転職するかどうかを決めるポイントは、あなたが身体を壊すか壊さないかの一点のみです。
心の病になった、体調不良が続いてる場合は、素早い転職を勧めます。
我慢できるならそれに越したことはありませんが、身体を壊したら元もこうもありません。
また、嫌な上司のせいで、どうもストレスが溜まって仕方がないという人にはこれ。
怒りを力に変えて、筋肉を付けましょう。
嫌な上司のおかげで、体を鍛えることができます。
ものは考えようです。
仕事は労働力、労働力はお金、お金は資本、資本は身体、身体が資本と言うことです。
心と身体が健康なうちは、どんな仕事でもできます。
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