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指輪の変色が温泉で起きるのはなぜ?原因と対策まとめ

2017年4月26日

指輪の画像

温泉に浸かると指輪が変色してしまう、そんなときはありませんか?

指輪の素材によって温泉の成分と化学反応し変色してしまうことがあります。

主に変色するのは、硫化水素によるものです。

特に銀の指輪は、純度が高くても変色してしまいます。

今回は、なぜ指輪が温泉で変色してしまうのかという原因と対策をお伝えします。

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温泉で指輪が変色する原因とは

金やプラチナと違い、銀の指輪は周りの成分と化学反応しやすい性質があります。

金属のイオン化傾向があるのですが、銀は水分に触れると反応しやすくなります。

純度が高くても温泉の成分と触れることで変色します。

温泉の成分の中に硫化水素が含まれていると、簡単に反応し黒くなります。

一般的に金やプラチナは変色はしませんが、指輪の金とプラチナの含有量が少なければ、指輪の他に混ぜてある素材の銀や銅が反応して黒くなります。

硫化水素とは、卵の腐敗臭に似た独特の香りを持つ成分このとです。

硫化水素と温泉の水分が指輪に触れることで化学反応を起こし黒く変色することになります。

また、銀は空気中の硫化水素と水分でも触れることで変色してしまいます。

温泉による指輪の変色を防ぐには

温泉による変色を防ぐには、温泉の成分が溶けている水分と触れさせないことで化学反応を防ぐことです。

温泉に触れないこと

温泉に触れないようにすることが一番の解決策です。

温泉に入る前に、指輪を外しましょう。

また、温泉に入浴後も手には温泉の成分が付着している可能性があります。

なので、一度、手を洗って成分を洗い流してから指輪を付けるようにしましょう。

温泉の近くに持っていかないこと

これは、空気中の硫化水素との反応を防ぐためです。

温泉の施設によっては、山の硫化水素の成分が吹き出ている近くに建てられている場合があります。

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よって、空気中にも微量ではありますが、硫化水素が含まれています。

若干ではありますが、空気中の硫化水素、水分と反応して黒くなることも考えられます。

なので、温泉施設付近には持ち込まない方が良いでしょう。

変色してしまった場合はどうする?

万が一、変色してしまった場合は、

  • 研磨剤で磨く
  • 化学反応で硫化水素を取る

ことで、当初の輝きを取り戻すことができます。

研磨剤で磨く

市販のホームセンターや、コンビニ、貴金属店に売っている貴金属磨きクロスで指輪を磨くことです。

一番早く解決することができます。

化学反応している部分を研磨して削り取ることで元に戻すことができます。

化学反応の部分の他に傷も削り取ることができるので、購入当初の輝きに戻すことができます。

ただし、研磨しすぎると徐々に質量がなくなり軽く薄くなります。

化学反応によって硫化水素を指輪から取る

銀の指輪が黒くなった場合、化学反応を使って指輪を綺麗にする方法があります。

用意するものは、

  • 温泉で黒く変色した銀の指輪
  • アルミホイル
  • 熱湯

この5つです。

順序としては、

  1. アルミホイルを約30cm四方に切る(だいたいで良い)
  2. 真ん中に変色した指輪と塩を置く
  3. アルミホイルで指輪と塩を包む
  4. 包んだら鍋に入れる
  5. 鍋に入れたら上から熱湯をかける
  6. 数分立つと、徐々に黒いのが取れる

塩は2つまみほど、多少多く入れても大丈夫です。

指輪に熱湯をかけると化学反応がスタートします。

研磨剤で削ることなく綺麗に戻すことができます。

まとめ

いかがでしたか?

温泉で指輪が変色する原因は、温泉の硫化水素と水分が指輪に触れることで起こります。

指輪の素材も銀のような周りの物質と化学反応しやすいことが原因です。

変色を防ぐには、化学物質と触れないことが一番です。

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