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視野が狭くなるのは緑内障?症状と治療法まとめ

 2016/11/14 Life Style 日常生活  
人間の目の画像

視野が狭くなる、たまに目がかすんで見える、物体が濁って見える、そんな経験はありませんか?

目は、直接脳に情報を伝えるとても重要な役目をしています。

将来、緑内障患者になる人の割合は20人に1人と言われています。

5%と少ないように感じる方もいるかもしれませんが、可能性としては高い確率です。

また、緑内障患者の約9割が、自身では緑内障と気づいていない潜在患者が多いのが現状です。

緑内障は、日本を含め諸外国においても、失明原因の上位に位置しています。

悪化する前にできるだけ早期に発見し、治療を開始する事が大切です。

今回は、視野が狭くなる緑内障に迫っていきます。

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緑内障とは

緑内障とは、何らかの原因で視神経が障害され視野が狭くなる病気です。

眼圧の上昇がその原因の1つとされています。

眼圧と房水の関係

目の水平断面図

目の中には血液のかわりとなって栄養を運ぶ、房水と呼ばれる液体が流れています。

房水は毛様体で作られシュレム管から排出されます。

目の症状は、この房水の圧力によって保たれていて、これを眼圧と呼びます。

眼圧は時間や季節によって多少変動しますが、ほぼ一定の値を保っています。

視野障害の進行について

初期症状

目の中心をやや外れたところに見えない点ができます。

自分自身で気がつく事がないのが特徴です。

中期症状

見えない点が拡大し、視野の欠損が広がり始めます。

しかし、この段階でも片方の目によって補われるため、異常に気がつかないことが多いです。

末期症状

視野がさらに狭くなり視力も悪くなり、日常生活にも支障を来すようになります。

この状態で放置すると失明に至ってしまいます。

非常に危険な状態です。

視野が狭くなる緑内障の種類について

緑内障にはいつくかの種類があります。

眼圧が高くなる原因によって主に、原発緑内障発達緑内障続発緑内障に分けられ、原発緑内障はさらに開放隅角緑内障閉塞隅角緑内障に分けられます。

正常眼圧緑内障

緑内障の約7割が正常眼圧緑内障になります。

日本人に特に多いのが特徴です。

眼圧が正常範囲にも関わらず緑内障になり、開放隅角緑内障に分類されます。

原発開放隅角緑内障

房水の出口である線維柱帯が徐々に目詰まりし、眼圧が上昇します。

ゆっくりと病気が進行していく慢性の病気です。

原発閉塞隅角緑内障

隅角が狭くなり、ふさがって房水の流れが妨げられ、眼圧が上昇します。

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慢性型と急性型があるのが特徴です。

発達緑内障

生まれつき隅角が未発達である事から起こる緑内障です。

続発緑内障

外傷、角膜の病気、網膜剥離、目の炎症など、他の目の疾患による眼圧上昇や、ステロイドホルモン剤などの薬剤による眼圧上昇によって起こる緑内障です。

緑内障の症状について

一般的に緑内障は、自覚症状がほとんどなく、しらないうちに病気が進行していることが多くあります。

視神経の障害はゆっくりと起こり視野も少しづつ狭くなっていくため、目に異常を感じる事はありません。

急性の緑内障では急激に眼圧が上昇し目の痛みや頭痛、吐き気など激しい症状を引き起こします。

時間が経過するほど治りにくくなるので、急に症状が出た場合はすぐに治療を行い、眼圧を下げる必要があります。

最も重要なのが、早期発見・早期治療です。

なんといっても自覚症状が出ないところが恐ろしい所でもあります。

一度障害された視神経は元に戻す方法はないため、病気の進行をくい止める事が目標になります。

少しでも、視野が狭い、違和感を感じた場合は、医療機関へ行き早めに診察をしてもらうようにしましょう。

緑内障の検査とは

緑内障は、主に眼圧検査、眼底検査、視野検査等で診断されます。

眼圧検査とは

直接、目の表面に測定器具をあてて測定する方法と目の表面に空気をあてて測定する方法があります。

緑内障を管理する上で重要な検査です。

眼底検査とは

視神経の状態を見るために、視神経乳頭部を視察します。

視神経が障害されている場合へこみの形が正常に比べて変形し大きくなります。

緑内障発見するための必須の検査です。

視野検査とは

視野の見えない範囲の存在の有無や大きさから緑内障の進行具合を判定する検査です。

緑内障の治療法とは

緑内障の治療は病気の進行をくい止めるため、眼圧を低くコントロールする事が最も有効とされています。

治療法としては薬物療法、レーザー療法、手術が一般的とされています。

薬物療法

眼圧を下げる薬には、主に房水の産生量を減らしたり、房水の流れを良くする薬です。

最初は点眼薬からスタートし、1種類の薬から様子を見ながら症状によって変更したり、2~3種類を併用する場合もあります。

点眼薬だけでは効果が不十分の場合は、内服薬を併用する場合もあります。

レーザー治療法

レーザーを虹彩にあてて穴を開けたり、線維柱帯にあてて房水の流出を促進します。

比較的安全で痛みもなく、入院も必要ないのが特徴です。

手術

房水の流れを妨げている部分を切開し流路を作って房水を流れやすくする方法や、毛様体での房水の産生を押さえる方法があります。

 

急性緑内障の場合や薬物療法で眼圧のコントロールがうまくいかない場合はレーザー治療や手術が一般的です。

まとめ

視野が狭くなる症状が出た場合は緑内障の可能性があります。

自覚症状は極めて少なく、重症化して始めて気がつく事が多いのが特徴です。

なので、早期発見、早期治療が非常に重要です。

どうも目の調子がおかしい、と感じた時は早めに医療機関を受診するようにしましょう。

健康が何よりも大切です。

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