Body Care うつ

産後うつはいつから始まる?原因と対策をまとめてみた

2016年10月10日

産後うつの女性

出産後の母親が育児への不安や重圧によって、精神的に不安になる産後うつ。

厚生労働省は、2017年度から、産後うつを予防するために、健診を受ける際の費用を助成する事を決定しています。

産後うつは、深刻化すると虐待や育児放棄につながったり、自殺を招いたりする恐れがあります。

不調の兆しを早めに見つけて適切なケアをすることが必要です。

産後うつについて、迫ってみたいと思います。

Sponsored Link

産後うつについて

産後うつはいつから始まるのか?

産後うつは、約10人に1人が経験すると言われています。

厚生労働省の研究班が、2012年~2014年度に実施した調査によると、初産の場合、うつ状態など精神的な不調に陥る人は産後2ヶ月ごろまでに多いと発表されています。

その中でも特に、産後2週間の時期に発症のリスクが高いとの報告までされています。

より早い段階から、精神的に不安定になりやすい時期のケアが大切になります。

産後うつになる原因

産後うつは、環境が激変することで起こると言われています。

その環境とは何なのか見て行きましょう。

独りぼっちになる

独りぼっち

出産のため、今までの環境ががらりと変わっての第一子の出産。

約1ヶ月後に自宅に戻ると、日中は1人で子供と向き合う生活が始まります。

初めての子育てに不安、そして重圧。

一気にのしかかってきます。

経験がないのですから、不安になるのは当然のことです。

ましてや、始めての赤ちゃん。

大切に育てなくてはいけません。

昨日までとは違ってどうして眠ってくれないの?

どうしたら泣き止むのだろう?

と不安を和らげてくれる相手は周りにはおらず、夜中に帰宅する夫が憎く思うのも当然です。

誰にも相談する事も出来ず、いら立ちが募り産後うつとなってしまいます。

ホルモンバランスが崩れる

出産直後の女性はホルモンバランスの変化が激しいです。

情緒不安定になったり、体調不良や睡眠不足になるなど、体調が優れないことが多くなります。

核家族が増え気薄化

近年では、非常に核家族化が進み、家族や地域での助け合いが薄れているのが現状です。

両親と離れて住んでいたり、近所の付き合いも減りますから、孤立化するのも当然です。

孤立する事が、拍車をかけ精神的に不安になりやすくなります。

産後うつにならないための対策

1人で抱え込まない

悩んでいる女性

まず、孤立しやすい環境をなくす事を考えましょう。

相談できる相手をまずは探す活動を取ってみましょう。

Sponsored Link

ちょっとした悩みを聞いてもらったり、アドバイスをしてくれる人がいれば防ぐ事ができます。

気分的にも、相談相手がいるのといないのでは、全然違います。

話すことで気が楽になる場合もあります。

自分でどうしていいかわからず、重圧につぶされて産後うつになってしまいます。

夫にサポートを求めたり、それぞれの両親に助けを求めることも必要でしょう。

それに、今はスマホの普及が増え、情報化社会です。

必要な情報はインターネットで手に入れる事が容易です。

育児系のサイトを閲覧するだけでも気分が楽になる事もあります。

また、SNSの活用です。

フェイスブックやツイッタ―などでも同じ境遇のママ達がいるはずです。

利用するのも1つの手段でしょう。

サーポート体制を活用する

サポートセンターの女性

実際問題として、産後うつ病に詳しい専門家はまだ少ないようです。

自治体でも2017年からの産後うつ病に関する健診費の助成であることから、行政の相談窓口も少ないのが現状です。

どうも、体の調子が悪い、健康状態が良くないのであれば、一度、産婦人科に行って診察を受けることも必要になるでしょう。

手遅れになる前に、医療機関の受診も一つの案として覚えておくと良いでしょう。

また、出産、授乳や育児経験のある女性たちがアドバイスやサポートしてくれるところがあります。

>>産後サポート付きのベルタ葉酸サプリはこちら

このサプリメントには、なんと購入後に授乳や育児に関することを電話相談できるサポート窓口があります。

そして、葉酸も定期的に摂取できることで、母乳の質や、健康、ついでに美容効果まで期待できます。

赤ちゃんに質の良い母乳を与えるのには、まずはあなたが健康にならなければなりません。

産後うつ病の専門家も少なく、自治体の窓口も整っていない中でこのサポート窓口は非常に助かると思います。

相談できる人が周りにいないのであれば、利用する価値はあるでしょう。

どうも調子が悪いと感じたら、早めに周りに知らせる事が必要です。

まとめ

妊娠、出産、育児と今までに経験した時のない環境の変化で約10人に1人のママが苦しんでいます。

一番の原因はやはり、「孤立」ではないでしょうか。

環境の変化に対応できない、そして相談相手もいない、始めての経験での不安と重圧。

母体にもよくありませんし、赤ちゃんにも少なからず影響があることでしょう。

1人で抱え込まず、助けを求めることも必要です。

深刻化する前に行動する事が大切なのではないでしょうか。

[surfing_other_article id=786]
Sponsored Link

-Body Care, うつ