Body Care

足の角質をケアして皮膚を傷めない3つのポイント

2016年12月14日

足のかかとの画像

いつの間にか足に角質が溜まり、かかとがガサガサになって悩んだりしていませんか?

足裏の角質は、知らず知らずのうちに溜まって硬くなってしまうものです。

古くなった角質は雑菌や白癬菌(はくせんきん)の温床になります。

角質の原因は垢です。

ですから定期的にケアしなければなりません。

また、冬の時期になるとガサガサになるだけではなく、ひび割れやかさつきの原因にもなります。

今回は、簡単にできる皮膚を傷めない正しい角質のケアの方法とポイントに迫って見たいと思います。

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足の角質をケアする方法3つ

靴を履いている足

入浴後、乾燥させてから削る

ひび割れやかさついた角質はお風呂上がりに、皮膚を柔らかくほぐし、乾燥させてから角質用やすりをつかって削りましょう。

かかとを始め、足の裏、つま先を触り、角質が硬くなっている部分を見つけ、力を入れずに一定方向に動かしましょう。

角質用やすりは粗い面と細かい面があるものが使いやすくてオススメです。

まず、粗い面で擦り、仕上げに細かい面で綺麗に整えます。

角質ケアは週に2、3回で十分健康に保つ事ができます。

角質を取り除いたら足を洗い、タオルで水分を拭き取ります。

その後、保湿クリームを塗りながら、マッサージを行うとより効果的です。

削り過ぎないように注意する

注意したいのは、皮膚に赤みが出るほど削り過ぎない事です。

入浴中に足を洗いながら軽石で擦っていると、皮膚を削っていると、皮膚を削っているという実感がなく、削り過ぎてしまう傾向があります。

角質を削り過ぎると、皮膚が痛むだけでなく、身体の防御反応が働き、かえって角質化が進みます。

新たなトラブルを招く原因にもなるので、やらないようにしましょう。

しっかり保湿をする

かかとには、皮脂線がありません。

なので、自然に保湿するのは難しいと言われています。

角質を削った後はしっかり保湿しないと、せっかくきれいになったかかとも、すぐガサガサになってしまいます。

保湿クリームには、是非、尿素入りのクリームを使いましょう。

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尿素入りのクリームは、有効成分が浸透しやすく、また、靴下を履くことでより効果的になります。

足の角質について

角質とは

皮膚の構造図

足の組織図

皮膚の一番上の表面の部分が角質層です。

足に角質がたまると言うのは、この部分に大量の角質が残っている状態の事を言います。

身体の表面を覆っている皮膚の機能は、

  • 保護機能
  • 体温調節機能
  • 知覚機能
  • 分泌機能
  • 排泄機能

この5つがあります。

角質が溜まってしまうと皮膚の機能が十分に果たせない事になってしまいます。

皮膚は、

  • 表皮
  • 真皮
  • 皮下組織

の3層構造になっています。

足の角質の原因

表皮は、

  • 角質層
  • 顆粒層(かりゅうそう)
  • 有棘層(ゆうきょくそう)
  • 基底層

の4つで構成されています。

基底層では、細胞分裂して絶えず新しい細胞が作られています。

基底層から押しだされた皮膚細胞は、角質層で古いものから順番に角質となって、自然に剥がれ落ちて行きます。

この角質が垢になります。

古い角質がはがれた場所には、常に一定の能力と潤いのある新しい皮膚ができます。

本来、綺麗な肌だと思っているのは、角質がはがれたあとの皮膚の事です。

このような皮膚の新陳代謝のサイクルをターンオーバーと言います。

 

通常、ターンオーバーが正しく機能していれば、皮膚は多少のダメージを受けても、健康な皮膚を維持する事ができます。

しかし、角質がはがれたり傷がついたりすると、皮膚細胞の分裂や角質肥厚の速度を速めてしまい、弱くて硬い未熟な角質層が形成されてしまいます。

健康な皮膚を保つには、規則正しい新陳代謝が繰り返される必要があります。

 まとめ

いかがでしたでしょうか?

皮膚を傷めないように足の角質をケアするポイントは、

  • 入浴後、乾燥させてから削る
  • 削り過ぎない
  • しっかり保湿をする

です。

足のひび割れ、かさつきは辛いものです。

定期的なケアで皮膚をきれいに保ちましょう。

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