いきなりふくらはぎや足の裏がつってひどく痛むことをこむら返りと言います。
こむら返りが起きる人は不健康な証拠です。
こむら返りの原因は、すべては解明されていませんがいつくかの原因があります。
今回は、こむら返りが起こる原因と対処法に迫っていきます。
こむら返りとは
こむら返りとは、突然ふくらはぎや足の裏の筋肉が急に痙攣(けいれん)を起こし、痛みを伴うのがこむら返りです。
『こむら』とは平安時代以来のふくらはぎの呼び名です。
肉の塊を『ししむら』と呼んでいたので、『小さい肉の塊⇒こむら』に由来しています。
あの痛みは、筋肉がひっくり返るほどの痛みから『こむら返り』という呼び名になったそうです。
絶妙なネーミングであり、平安時代にもこむら返りで苦しんだ人がいるということです。
こむら返りの原因とは
こむら返りの原因は、すべて解明されていないのが現状です。
しかし、いつくかの要因があります。
それは、
- 疲労物質の乳酸がたまっている
- 急な激しい運動
- ストレスが多すぎる
- 水分不足
- ミネラル不足
- ビタミン不足
- アルコールの摂り過ぎ
- 運動不足
であるといわれています。
こむら返りが起きたら、体に無理をしていないか、不摂生が続いていないか、一度思い出してみましょう。
激しい運動や過労でこむら返りが起こる原因
体全体が疲れ切ってしまうと、筋肉に乳酸が溜まることで痛みや痙攣を引き起こすことになります。
よって、こむら返りが起きやすくなります。
ミネラル不足でこむら返りが起こる原因
ミネラルは筋肉の収縮や弛緩(ちかん)のバランスをとっているので、ミネラル不足は筋肉が異常収縮を起きやすくなります。
ミネラル不足は、食事の栄養のバランスが悪いことで起こります。
また、
- 急激な運動
- 冷え
- 血行不良
によっても起こります。
ビタミン不足でこむら返りが起こる原因
ビタミンが足りないと、手足の末梢がしびれたり痛むことがあります。
アルコールの代謝にはビタミンが必要なので、お酒が好きな人はビタミン不足からくるこむら返りが多くなります。
こむら返りが起きる人はふくらはぎが固い
こむら返りが起きる人は、不健康な人が頻繁に起こります。
そのため、
- ふくらはぎが固い
- 逆に押しても全く手ごたえがない
- ふくらはぎを押すと奥にコリコリとした筋肉の塊がある
- 少しふくらはぎを押しただけでも、飛び上がるほど痛い
という人は注意が必要です。
こむら返りが頻繁に起きる人は、ふくらはぎを少しずつほぐすようにしましょう。
入浴中や、お風呂上りに揉んだりさするだけでも効果があります。
こむら返りの対処法について
こむら返りの対処法は、ふくらはぎの筋肉を伸ばすことです。
対処法は3つあります。
- 足を伸ばし、片手で膝を押さえながら、もう片方の手で、足のつま先をゆっくり顔の方へ曲げて、ふくらはぎの筋肉を伸ばす
- 寝ているときにつった場合、そのまま足の裏で壁や床を強く押す
- 近くに人がいる場合、足の裏を押してもらう
ベットの横が壁であればすぐに対処できますが、ない場合は床に強く足を押し付けましょう。
近くに人がいる場合は、足の裏を押してもらうことで早めに解決することができます。
まとめ
いかがでしたか?
こむら返りが頻繁に起きる場合は、不健康な状態になっている証拠です。
ふくらはぎは、『第二の心臓』と呼ばれるのでとても大切な部分です。
ふくらはぎは、猫、犬、サルにはなく人間だけに存在しています。
こむら返りをなくすことが健康への近道になります。
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