浮気が発覚したら、離婚が頭をよぎります。
離婚するのか、それとも再構築するのか…何を基準に考えればよいのかわからないものです。
そんなときは、パートナーに浮気癖があるか、家事や育児をするか、父親としてどうか、再構築を目指す場合には苦しむ覚悟があるか、何が幸せかを“自分軸”で考える、今も愛情があるのか、最期まで介護ができるかを考えてみましょう。
浮気癖があるか
パートナーの浮気は何度目ですか?
浮気や不倫は繰り返すとよく聞きますよね。
一度してしまった人は、浮気へのハードルが低くなってしまうことが原因です。
また、楽しさを身体や脳が覚えてしまっているので、やめられなくなってしまうのです。
そして一度浮気することでだいたいの要領は掴んでいるので、なぜバレてしまったかを検証して反省し「次はバレないようにしよう」と考えて次回のチャンスに備えている人もいます。
そんな人とは離婚した方が良いでしょう。
あなたが苦しむだけです。
一度目のことで、今回限りは許しても良いと考えている場合は、パートナーと浮気相手にしっかりと慰謝料請求をして、浮気をすると痛い目にあう、ということを覚えさせること、そして「二度目はない」と念押ししておくことが有効です。
意外なことに浮気をされる側も、ハードルが低くなってしまうこともあるものです。
自分も浮気をしてしまうこともあれば、パートナーの浮気に慣れて麻痺してしまい、気が付いてもそれほどの苦痛を感じなくなることもあります。
パートナーをATMだと割り切れるようになっている人は、きっとこういう状態です。
これが夫婦の形として許容できるのであれば、それはそれで良いのかもしれません。
家事や育児をするか、父親としてどうか
浮気に夢中のパートナーは、家事や育児を放棄していませんか?
家庭での仕事・役割を果たそうとしているかがポイントです。
完全にあなたに任せっきりというタイプは心配ですね。
特に育児のことはよく考えなければなりません。
例え育児によく参加する父親であっても、父親としてどうか、というもう一つの問題があります。
離婚を迷っている人で「子どもにとっては良いお父さんだから、取りあげてよいのか悩む」という方が多くいます。
浮気夫であっても、子どもにとってはたった一人の父親で、父親業はしっかりやっているという意見です。
ここで考えた方が良いことは、あなたの考える父親とはどんな人間か、ということです。
面倒見がよく、たくさん遊んでくれていても、裏では家族を裏切る顔を持っている人間です。
そんなパートナーをあなたが父親として許し、受け入れることができるかが判断の基準です。
家庭にいることと女性といることを天秤にかけたときに、女性といることを選んだ人間だということを忘れずに考えてくださいね。
再構築を目指す場合には苦しむ覚悟はあるか
再構築と一言で言っても実はとても大変なもので、何年も苦しんでいる人がいるのが現実です。
苦しかった気持ちがフラッシュバックされることがあり、「飲み会で遅くなる」と言われたり、携帯電話を操作している姿を見ただけで、辛い気持ちになることだってあるのです。
そんな日々が何日、何ヶ月、何年続くかわからないものです。
苦しい状態にも耐える覚悟があるか、まずは自分自身に問いかけてみましょう。
浮気や不倫は、今まで夫婦間で積み上げてきたものを一瞬にして崩してしまうような行為です。
信頼がゼロどころかマイナスになってしまうのですから、以前と同じ関係に戻れることはありません。
そんなパートナーと再構築するときは「やり直す」と考えるのではなく「一から作り上げる」と考えた方が良いです。
再構築を目指したことによって、より絆が深まり、浮気以前よりも良い夫婦になれたという例もあります。
再構築への強い気持ちとパートナーへの愛がなせる業です。
何が幸せかを“自分軸”で考える
浮気をされていると、「彼は何を考えているのかな?」「彼は離婚したいのかな?」「彼は浮気相手と再婚したいのかな?」などと、物事を考える基準が“彼”になってしまうことがよくあります。
パートナーと一生添い遂げると思っていたわけなので、そういう考えになってしまうのもわかるのですが、大切なことは、あなた自身がこれからどう生きるかです。
自分にとって何が幸せか、自分はどんな仕事をしてどんな暮らしをして生きていきたいのか、“自分”を軸にして考えてみましょう。
自分の生きたい道が見つかり、同じ方向を向いて一緒に歩んでいってくれる相手が今のパートナーであれば、再構築を目指せば良いのです。
別の相手の方が良いと思えば離婚を選ぶことになります。
今も愛情があるのか、最期まで介護ができるか
浮気発覚から数ヶ月は、ショックが大きく、物事を冷静に考えることができなくなっています。
ショックが大きければ大きいほど「私はパートナーを愛していたから、ショックを受けているのだ」と考えてしまいがちですが、日が経つにつれて、その気持ちは落ち着いてきます。
冷静に考えられる頭が戻ってきた頃に、もう一度、パートナーを愛しているのかを考えてみましょう。
愛情がまだ残っているにもかかわらず、勢いで離婚してしまうと、後々後悔することになります。
一生会えなくても平気と思えるくらい、全く気持ちがないと断言できるのであれば、離婚して次の人生を歩む方が良いと言えます。
結婚したということは、最期まで介護する覚悟をもっていたわけですが、信頼関係が崩れてしまった今、以前とは同じ気持ちではいられなくなってしまいますよね。
結婚前と同様に、もう一度、自分自身とよく相談する必要があります。
まとめ
いかがでしたか?
ポイントは、
- パートナーに浮気癖があるか
- 家事や育児をするか、父親としてどうか
- 再構築を目指す場合には苦しむ覚悟があるか
- 何が幸せかを“自分軸”で考える
- 今も愛情があるのか、最期まで介護ができるか
を基準に考えてみてください。
再構築と離婚、どちらを選ぶにしろ、誰かに幸せにしてもらおうと考えるのではなく、自分の幸せは自分で掴む!と前向きに考えてみることで、きっと後悔しない答えがでてきます。
結論を急ぐ必要はありません。
じっくりゆっくり考えていきましょうね。
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