浮気発覚後、あなたがするべきことは、証拠集めです。
探偵事務所に調査を依頼するにしても、しないにしても、まずは自分で調査をすることから始めなければなりません。
GPSをつける、ボイスレコーダーを忍ばせるなど、色々な方法がありますが、そのような機器がなくても証拠集めはできます。
携帯電話、カバンや洋服のポケット、領収書や明細書、カーナビなど、浮気の証拠は様々なところに隠されています。
ここでは、離婚や慰謝料請求となったときにも使える証拠と、その探し方をご紹介します。
携帯電話の画面を撮る
夫の浮気が発覚したときに取るべき行動5つでご紹介した、パートナーの携帯電話の暗証番号の把握、指紋認証の登録はできていますか?
それができたら、証拠集めに取り掛かりましょう。
不倫相手との連絡手段である携帯電話は、証拠が盛りだくさんです。
入浴中や就寝中を狙って、以下の項目をチェックし、怪しいものはすべて写真を撮るようにしてください。
肉体関係があったことが分かるような内容のメールや写真が証拠として有効なので、ピントを合わせてしっかり撮影してください。
- LINE
- SMS(ショートメッセージサービス)
- facebookのメッセンジャー
- キャリアメール(@i.softbank、@ezwebなど)
- 写真
- 発着信履歴
- スケジュール(会う予定や誕生日)
内容が気になって読み始めてしまうと、撮影が進まなくなってしまうので、まずは撮影に徹し、あとでゆっくり読むようにしましょう。
浮気相手が特定できたら電話帳を開き、詳細情報を得ましょう。
慰謝料請求をすることになった場合、不倫相手の氏名、電話番号、住所、勤務先の情報が必要になります。
住所は弁護士が調べることもできるのですが、その分調査費用が加算されることもあるので、ご自身で調べられるのであればそれが一番です。
これらもすべて撮影してくださいね。
カバンや洋服を探る
出勤用、出張用、プライベート用のカバンと、スーツ、プライベート用の洋服のポケットをチェックしましょう。
見落としがないように、小さなポケットまでしっかりと確認することが大切です。
無意識に入れた領収書や、浮気相手のアクセサリーが出てくることがあります。
コンドームやラブホテルの会員証、ホテルの領収書が見つかった場合、証拠として有効なので、撮影しておきましょう。
机に並べたものと、カバンに入っている様子がわかるものを2枚、撮影してください。
補足ですが、ラブホテルの会員証が出てきて、会員番号があるものだとしたら、利用履歴を教えてくれる場合があります。
ボイスレコーダーで録音しながら、ラブホテルへ問い合わせてみてください。
それも証拠として有効です。
クレジットカードの利用明細を見る
不倫デートでの支払いは現金で対応する人が多いのですが、時と場合、人によってはクレジットカードを使用することもあるかもしれません。
カード会社に連絡をし、利用明細を取り寄せてみると、証拠が出てくる可能性があります。
利用明細は、二年以内のものであれば、一週間以内に届きます。
ラブホテルの名前が入っていないか、旅行に行った記録(新幹線や飛行機、旅館など)がないかを確認してみてください。
一つのものでは証拠として強くはありませんが、不倫相手と一緒に行ったとわかる内容のLINEなどがあれば、それと組み合わせて証拠として使える場合があります。
高価なプレゼントを買った記録が出てくることもありますので、アクセサリーショップや百貨店の記録がないかもチェックしてください。
車のカーナビの検索履歴を見る
普段、車を利用している場合は、カーナビの検索履歴に証拠が残っていることがあります。
観光地、温泉、旅館など、あなたとは行っていないデートスポットが履歴に入っていませんか?
また、シートの隙間に身に覚えのない小物が落ちていたりしませんか?
こちらも一つでは証拠として弱いですが、合わせて使える証拠です。
しっかり撮影しておきましょう。
しかし、検索履歴を消すことは、簡単に思いつき、実行できるものです。
残っていることを、あまり期待はしない方がいいかもしれません。
財布の中の領収書やレシートを見る
コンビニ、食事、デートスポット、ホテル…様々なレシートや領収書が出てきます。
食事やデートのものは、証拠としては非常に弱いため、ほぼ使えないと考えた方が良いです。
有効なのはラブホテルの領収書です。
ラブホテルは肉体関係を持つための場所として認識されているからです。
シティーホテルは「仕事のために利用した」と言い逃れができてしまうので、残念ながら、証拠としては弱くなってしまいます。
あくまで“肉体関係があった”とわかるもの、想定できるものであることがポイントです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
浮気の証拠を自分で探し出す方法は、
- 携帯電話の画面に写った浮気相手とのやりとりを撮る
- 洋服やカバンを探す
- クレジットカードの利用明細を見る
- 車のカーナビの検索履歴を見る
- 財布の中の領収書、レシートを見る
この5つです。是非チェックして見てください。
証拠集めは自分でもできますが、なかなか証拠が掴めず限界を感じることもあります。
あなたが潰れてしまわないように、方法を選びながら進めてくださいね。
食事やデートスポットでのレシートは、証拠にはなりませんが、今後、パートナーの動きを把握するのに役に立ちます。
探偵調査を依頼する場合にとても参考になるので、それはそれで大切に保管しておきましょう。
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