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トリゴネリンで神経細胞が活性化!毎日のコーヒーが良い理由

2016年11月9日

コーヒー豆

脳の神経細胞で働くトリゴネリン。

最近、どうも忘れっぽいなと感じる事はありませんか?

年のせいなんて油断していると深刻な認知症になる事も考えられます。

今や、85歳以上の4人に1人が認知症と言われています。

認知症を若いうちから防ぐことが必要です。

今回は、もの忘れを予防する事ができるコーヒーに迫って見たいと思います。

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トリゴネリン入りのコーヒーが良い理由

トリゴネリンとは

人が物を記憶し、その記憶を取り出すと言う一連の流れは、脳にある神経細胞のニューロンが情報伝達物質を円滑にやりとりしやすくなっているからこそ、可能になっています。

年齢を重ねるとこの神経細胞が壊れ、なくなってしまいます。

そのため、上手く記憶できなくなり、記憶を取り出すこともできなくなっていきます。

つまり、この神経細胞が正常に働いていれば、日常生活をスムーズに送る事ができるのです。

コーヒーに含まれるトリゴネリンは神経細胞を活性化させ、新たな情報伝達の回路を作ることができます。

トリゴネリンを摂る方法

トリゴネリンは、コーヒーの生豆に多く含まれています。

コーヒーを飲むには、生豆を焙煎しなければ行けません。

実は、トリゴネリンは熱に弱いという特徴があります。

生豆には他の食品とは比べ物にならないほどトリゴネリンが多く含まれているのですが、200℃を越えると急激に減少し、焙煎されるとそのほとんどが失われてしまいます。

深煎りであればより失われるということです。

コーヒーからトリゴネリンを摂取するには、深煎りよりも浅煎りのほうが多く含まれているということです。

もの忘れ予防には毎日のコーヒーが良い

もの忘れは脳の神経細胞の働きが低下し、情報伝達がうまくいかないことによって起こります。

脳の神経細胞をニューロンと言い、イメージとしては木の枝のような形をしています。

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その先にあるシナプスで神経細胞同士が情報のやり取りをしています。

神経細胞を活性化させ衰えた脳の動きを回復させるとしてコーヒーが注目されています。

海外の医学雑誌「メディカル・トリビューン」(2009,2,19)ではコーヒーがもの忘れ予防に役立つとの研究発表もされています。

どうやら、その秘密は生豆に含まれるトリゴネリンという成分にあることがわかってきています。

もの忘れチェックをしてみよう

あなたのそのもの忘れ、実は認知症の始まりではないでしょうか?

チェックをしてみましょう。

  • 知り合いの名前が出てこない
  • 漢字が書けなくなることがある
  • 物のしまい場所がわからなくなる
  • 今日が何月何日か答えられない
  • 朝食の内容が思い出せない

該当しなければ良いのですが、当てはまる場合は注意が必要です。

脳細胞は死滅している

20歳を過ぎると人間の脳細胞は毎日10万個ずつ死滅していきます。

年々もの覚えが悪くなるのはそれが原因です。

気をつけなければいけないのが、ちょっとしたもの忘れが認知症の前触れの可能性があるということです。

自分がなるわけがないと思っていても、冒頭でもお伝えしましたが85歳以上の4人に1人が認知症になる時代です。

決して他人事ではないのです。

時間や場所、人を認識できなくなったり、当たり前に出来ていた仕事や家事ができなくなる、つい先ほど起こった出来事を忘れてしまうのが認知症です。

症状が進むと物が盗まれたと騒いだり、怒りっぽくなったりと人柄や性格まで変わってしまいます。

深刻な状態になる前に、早めの対策が必要になります。

まとめ

身近にあるコーヒーには、もの忘れ対策に貢献するトリゴネリンは微量しか入っていないことが理解していただけたのではないかと思います。

浅煎りで焙煎されているコーヒーを飲んで認知症対策をしてみるのも良いのではないでしょうか。

健康が何よりも一番大切です。

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