生活する上で、お金を稼がなければなりません。
お金を稼ぐうえでの仕事、つまり労働力の提供をすることでみんな賃金を貰っています。
カネは天下の回り物、お金があることで家族を養ったり、趣味や旅行、スキルアップや日々の生活ができるのです。
ですが、健康であるからこそ仕事ができるもの。
仕事のストレスで病気になっては生活に支障をきたします。
ストレスからくる病気と症状をまとめました。
手遅れになる前に異変を感じたら、即、静養しましょう。
体が資本です。
誰でもなる可能性のあるうつ病
労働時間に対して、仕事量が多すぎたり休憩時間もない異常なほど忙しすぎる、パワハラやセクハラなど労働環境の悪さから発病する可能性があります。
症状として、
- 朝起きるのが辛い
- マイナス思考になる
- すべてにおいてやる気が起きない
- 会社に行きたくないと感じる、足取りが重い
- 下痢やおう吐など一週間以上続いている
- 死のうと考えてしまう
- イライラが止まらない
- 思考力が落ち、決断や判断力が低下
- 食欲が低下する
- 常に疲労を感じる、疲れが取れない
などが挙げられます。
性格が、真面目で責任感が強く、完璧主義な人がなりやすい心の病と言われています。
うつ病は心の風邪です。
1人で悩まず周りの信頼できる人に相談しましょう。
ストレスから眠れなくなる不眠症
自宅に帰れば仕事から解放され、休息時間となり家族との食事や入浴、睡眠と次の日の仕事の為にしっかりと休むことでしょう。
しかし、余りにも仕事のストレスがあり次の日が心配になったり、仕事の事が頭から離れない場合があります。
自宅に帰ってもストレスによる症状として、
- なかなか寝付けない
- 夜中に何回も目が覚める
- 目覚まし時計より早く起きてしまう
- 夜中に何回も起きる為、熟睡できず疲れが取れない
などが挙げられます。
熟睡できなければ、疲れも取れず疲労感と寝不足で仕事をする事になります。
仕事中にも集中力が欠ける為、悪循環に陥ります。
睡眠は三大欲求の一つであり、非常に重要なのです。
ストレスを酒で逃げるアルコール依存症
過度なストレスにより溜め込むよりも発散することを酒の力を使い、逃げてしまい依存症となるケースです。
お酒もたしなむ程度であれば、気分を高め非常にすばらしいものですが、エスカレートすると危険な事になります。
このような症状が出たら要注意、
- 休みの日に昼間からお酒を飲んでいる
- 毎日、晩酌するようになった
- 飲む量が尋常ではない
普段生活いているうえで、お酒を飲む時間、場所、機会はだいたい決まっています。
それを、逸脱している飲み方であれば注意が必要です。
お酒の飲み過ぎは、肝臓を悪くします。
そして、飲む量をコントロールできなくなっている場合、かなり危険な状態と言えます。
ストレスから摂食障害による過食症、拒食症
仕事のストレスが引き金となり陥る場合があります。
仕事で上司からの圧力や過労をしいられストレス発散がうまくできないと摂食障害になる場合があります。
過食症
いわゆるドカ食いをしてしまうというもの。
食事の制限のコントロールを失い、いくらでも食べてしまうことです。
自宅の冷蔵庫のいくらでも食べてしまったり、なければ買いに行ってまで食べてしまう恐ろしい病気です。
人によって、食べた物を吐き出してしまう過食嘔吐を繰り返す人もいます。
当然食べ過ぎなので脂肪が体内に溜まり肥満になる傾向が強く、身体に負担をかけます。
拒食症
仕事の精神的ストレスにより、食べ物を受け付けなくなってしまう病気です。
栄養を確保できないので、だんだんと痩せ細くなっていくのが症状に表れます。
身長に対し、適正な平均体重は決まっています。
その体重を大幅に下回っている場合は要注意です。
栄養を取らなければ、体重が減るばかりではなく、思考力の低下、体力の低下、免疫力の低下を招き、女性の場合ですと生理不順になることもあります。
拒食症は、栄養失調となり合併症を引き起こすことがあります。
ストレスから頭皮に表れる脱毛症
脱毛症の中でも、仕事上の業務による大きなストレスや人間関係のストレスからくる症状で代表的なものに円形脱毛症があります。
円形脱毛症は、頭部の一部の毛髪だけが丸く抜け落ちてしまう病気です。
人は、ストレスや負荷がかかると、免疫力の低下から弱い部分に症状として現れる傾向があります。
特に円形脱毛症は女性に多くみられる特徴があります。
男性もならないわけではないので注意が必要です。
ストレスにより、一部の頭皮にだけ栄養が行かなくなる、また育毛の養分が髪の毛に行かなくなることで表面に表れます。
仕事のストレスで病気になったら労災申請をしよう
労災とは、労働災害の略で仕事中や自分の行っていた業務が原因で負傷したり、疾病にかかり医師等の治療が必要な場合に自分で会社に報告し、申請する事ができます。
ただし、申請する前に、会社に仕事中や業務が原因で起きたと認められなければなりません。
詳しくはこちら→厚生労働省のページ
通常、会社では、従業員が労災になってしまった時の為に、労災保険に入っています。
なので、仕事が原因で病気になってしまった場合、きちんと申請する事が必要です。
参考までにですが、労災隠しは犯罪になります。
労働者は、労働基準法により守られています。
泣き寝入りすることなく、ルールを守り正しく会社に報告しましょう。
まとめ
無理をしてストレスを溜め込むと日々の生活が狂ってしまいます。
ダメなものはダメと決断し、とことん休むことをおすすめします。
スポーツや旅行、グルメを楽しむなど定期的なストレス発散は必要です。
仕事も大事ですが、仕事と同じくらい遊びも大事です。
健康を第一に考え、ストレスをなくしましょう。
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