禁煙すると、どうしても身体に変化が起こるニコチン離脱症状。
ニコチンが体内からなくなるため、身体が欲する事により禁断症状が表れます。
はたして、いつまでこの症状は続くのでしょうか。
ニコチンの離脱症状による期間と特徴8つと、原因、対処法をまとめてみました。
健康な身体を取り戻しましょう。
ニコチンの離脱症状について
離脱症状の期間のピークはいつ?
ニコチンの離脱症状のピークは禁煙をスタートしてから最初の3日間と言われています。
やはり、最初が肝心。
いかに自分を制御し我慢ができるかが鍵となります。
禁煙をスタートして3日間経過後、3週間ほどで離脱症状が徐々に落ち着いてくるはずです。
ですが、実際のところ人によって個人差があるのも事実です。
長い人で3ヶ月も体調が優れず、離脱症状に悩まされる人もいます。
ニコチンの離脱症状の特徴8つ
ニコチンによる離脱症状が出た場合、次のような症状が表れます。
当てはまったら、注意が必要です。
- 強い眠気に襲われる
- 常にイライラする
- 頭痛
- めまい
- しびれ
- 動悸
- 集中力の低下
- 便秘になる
離脱症状に耐えられず、また喫煙に逆戻りしては意味がありません。
そこで、生活環境や行動も今まで通りから変えなければいけないのです。
ニコチンの離脱症状の原因
では、ニコチンにはどのような働きがあるのでしょうか。
ニコチンは、喫煙することで肺から体内に取り入れられます。
そして、血液中を通り脳の神経細胞を刺激し、神経伝達物質を放出させます。
そのため、喫煙すると
- 落ち着くような感じ
- 満足した感じ
- やる気が出る感じ
になるのは、ニコチンによる神経細胞の刺激によるものです。
そして、タバコを日常的に吸ってしまうと、ニコチンを取り入れる事が常習性に変わることで、身体が勝手に思い込み、脳の神経細胞に刺激がなければ神経伝達物質を出さない身体になってしまうのです。
禁煙をすると、ニコチンが体内に取り入れられない、つまり脳の神経細胞が刺激されない事により、離脱症状となって表れるのです。
実はニコチンは麻薬と同じくらい依存性のある物質なのです。
ニコチンの離脱症状が出た時の対処法
ニコチンによる脳の神経細胞の刺激がなくなったことで離脱症状が起きてしまいます。
では、どのようにすれば症状を抑える事ができるのか。
代表的なものは、ニコチンガムを摂取する方法です。
ニコチンガムのページはこちら→ニコレットのサイトへ
いきなり、ニコチンの摂取を止めてしまったばっかりに離脱症状が起こるのです。
ただ、離脱症状が徐々になくなる場合は、身体が健康な状態に戻りつつある証拠でもあります。
ですので、いきなり止めるのではなくガムで摂取しつつ、徐々にニコチンの量を減らしていき健康な身体に戻していくことです。
その他にも改善する事は、
- タバコ関係のものを目の前に置かない、もしくは処分する
- 食事後は素早く席を立ち、吸いたくなる環境から遠ざかる
- タバコの臭いのするところには行かない
- 喫煙者の付近にいないようにする
本人の強い意思と日々の行動を改善することで対処する事ができます。
まとめ
ニコチンによる離脱症状のピークは禁煙してから最初の3日間です。
その後徐々に収まって行くのが通常のようです。
しかし、喫煙歴や依存度によっても個人差があるので人によっては長引く人、もしくは短い人もいます。
離脱症状により、日々の生活に支障が出るのは良くありません。
自分の意思で、我慢するのは当然ですが症状がひどい場合は、ニコチンガムを使ってみるのも良いのではないでしょうか。
離脱症状を切り抜け、健康生活になる事を願います。
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