仕事と家事、育児をこなす忙しい毎日。
日中の殆どは靴を履いているせいか、足がムレて困っていませんか?
ヌルヌル、ベタベタ、気持ち悪いし、臭いも気になります。
石鹸は何を使えばよいの?
中敷きと靴下の素材選びは?
具体的に制汗剤は何がよいの?
今回は「これならいい!」と思う、足のムレ対策を皆さんに5つほどお伝え致します。
足のムレが起こる原因とは
足がムレる、臭う原因というのは・・足が予想以上に汗をかくことで雑菌が繁殖することにあります。
足の裏には掌と同じように汗腺がたくさんあるので、元々汗をかきやすいのです。
「手に汗をかく」という言葉がありますが、同じように足の裏も汗をかいているのです。
手にはめるのは冬場の手袋ぐらいですが、足は靴下を履き、更に靴を履いて生活することが多いですね。
空気が出入りすることが少なく、水分の蒸発もしにくい靴を履いていればムレるのは当たり前。
ムレた足は、温かくて湿った状態ですから雑菌が繁殖しやすい環境になります。
という事は「あの臭い」は雑菌が繁殖した臭いということになります。
足のムレを抑える対策5つ
足のムレを解決するには次のことを行うだけで簡単に解決することができます。
- 足の洗い方と洗浄剤の選び方
- 靴下と靴の中敷きを見直す
- 靴下を頻繁に取り替える
- 靴そのものを見直して手入れする
- 制汗剤を使用する
この5つをしっかりやれば、驚くほど悩みが解決します。
それでは具体的にどうすれば良いのか、どんな製品を使えば良いのか詳しく解説します。
足の洗い方と洗浄剤の選び方
足は指の間を念入りによく洗いましょう。
足指裏側の付け根って触るとしっとりしてませんか?
汗が溜まっている証拠です。
ここをしっかりと洗いましょう。
爪の間にも汚れが溜まっています。
爪の部分も丁寧に洗いましょう。
足の裏側のしわの部分にも雑菌が入り込んでいるので、よく洗いましょう。
臭いを出す雑菌の繁殖を抑える為の洗浄剤の選び方は「菌を退治してくれる」ことです。
持田ヘルスケアのコラージュフルフル泡石鹸は皮膚科医の評価も高く安全性も認められています。
>>持田ヘルスケア コラージュ フルフル 泡石鹸 (150ml)
抗真菌成分のミコナゾール硝酸塩と殺菌成分トリクロサンを配合しており、カビと細菌を同時に洗浄します。
ムレた足には水虫もできやすいもの。
足のトラブルの元となる菌を残らず退治してくれる頼もしい石鹸です。
それでも臭いが気になる方にはAGICA石鹸がお勧めです。
商品ホームページを見ると「オッサン臭い」臭いを撃退する石鹸として紹介されています。
オッサンじゃないけど足だけ使ってみてね。
他に薬用石鹸ミューズもオススメです。
上記の二つの価格が高いのに比べ、こちらは安く手に入ります。
また、「重曹・酢・クエン酸」を使う方法もあります。
重曹の使い方
洗面器に入れた約1リットルのお湯に大さじ3杯の重曹をいれてよく混ぜて足を15分ほどつけます。
その後、お湯で流して下さい。
足の臭いは酸性(酸っぱい臭い!)なのでアルカリ性の重曹で中和します。
食用のものを使用して下さい。
人によっては肌荒れを起こすこともあるので、注意して下さい。
酢の使い方
洗面器に入れたお湯に大さじ3杯ほど酢を入れてからよく混ぜて足を15分ほどつけます。
酸性の足を更に酸性のお湯に入れることで除菌します。
水虫の予防にもなります。
その後、タオルでふき取るだけほうが酢の除菌効果が続くので良いですが、酢の臭いが気になる場合はさっと流して下さい。
クエン酸の使い方
洗面器にお湯を張って足を入れる方法と時間は酢と同じですが、こちらはスプレーでも使用できます。
水200mlとクエン酸小さじ1杯を入れてよく溶かし、スプレーボトルに入れます。
お風呂上がりの清潔な足にシュッとひと拭きかけてください。
こちらも食用のものを使用して下さい。
重曹・酢・クエン酸を使用するときの注意点
重曹はあくまでも中和するだけで殺菌効果はありません。
酢もクエン酸も薬品のような殺菌効果は期待できません。
臭いの程度にもよりますが数日は続けて下さいね。
これらは安価で入手できるし、残しても掃除などで使える為、無駄がないのは良いですが根本的な解決にはなりません。
靴下と靴の中敷きを見直す
靴下は天然素材のものを選びましょう。
汗を吸い取りやすく、放出もしやすいです。
- 木綿
- 麻
- シルク
の靴下は履いているだけで気持ち良いですね。
天然素材100パーセントの物が無くても混紡の物を選んで使いましょう。
もちろん、毎日履き替えて下さいね。
そして、中敷きも消臭効果のあるものを選びましょう。
活性炭やシリカゲルなど様々な工夫を凝らした物が色々あります。
緑茶成分配合、竹炭や備長炭が混ぜ込まれている商品などもあります。
備長炭の入った商品が良くおすすめです。
ただし、靴によっては中敷きを入れて窮屈に感じることもあるので中敷きを入れることが一概に良いとは言い切れません。
また、様々な成分を配合した値段の高いものを使うより、100均で購入したものを頻繁に替えたほうが良いという見方もあります。
自分の足に合ったものを使いましょう。
靴下をこまめに取り替える
足が汗をかいたら靴下を替えると良いですね。
汗が靴下に溜まったままだから、ヌメヌメベタベタするので替えれば問題が解決しますね。
洗濯物が増えるのはちょっと困りものですが、いくつか替えの靴下を持って外出しましょう。
靴を脱いで上がらなければいけない時に、ベタベタの足では恥ずかしいですね。
エチケットという観点からも靴下を持ち歩くのはオススメです。
靴そのものを見直して手入れする
ブーツは通気性がかなり悪いです。
足のムレを解消したいなら靴そのものを見直して替えてみるのも対策のひとつです。
今、履いている靴が物凄く気に入っているのなら仕方がありませんが、替えてもいいならサンダルや、つま先の空いたパンプスなど通気性の良い靴に替えてみるのも良いでしょう。
更に、靴の中が汚れていると、いくら足を洗っても臭いが取れません。
靴の中に汚れと雑菌が繁殖している為に、足が入ると直ぐに汚れと臭いが移ってしまうからです。
ムレと臭い対策には靴を清潔に保つことが重要です。
スニーカーなど洗える靴は洗ってよく乾かしてから履きましょう。
革靴など洗えない靴は、消臭スプレーや除菌スプレーをかけて清潔を心掛けましょう。
靴スプレーでオススメなのは「ドクターショール消臭抗菌靴スプレー」です。
帰宅した時にシュッと靴の中にスプレーしておくだけで、菌の繁殖を抑えてくれます。
グランズレメディレギュラーボトルも人気の消臭パウダーです。
こちらは履くときに靴の中に入れておくだけ。
強力な除菌力で雑菌を元から退治してくれます。
天然成分配合で安心ですし、返金保証もあります。
靴は数足を用意し、毎日同じ靴を履かないようにして、靴の中を乾燥させましょう。
制汗剤を使用する
足の汗対策に制汗剤を使うのが効果的です。
「エキシウSデオドラントスプレー」は筋肉の収れん作用があるので汗を出にくくします。
清涼感のあるスッキリとした使い心地でいつも爽やか快適です。
38mlと携帯しやすいサイズです。
使ってみて、効果が高く安価だったものが「花王8×4フットスプレー大135g」でした。
シューとスプレーすると、ちょっとヒンヤリして気持ち良いです。
ストッキングの上からでも出来るので使いやすいです。
靴の中にもひと吹き、足にもひと吹きしてから靴を履くと臭いが全く気にならないです。
長時間靴を履き続ける時は携帯用の40gもあるので、バッグに入れて持ち歩くと良いですね。
「8×4フットシート16枚」もあります。
こちらは汗を拭きとってくれるので、洗ったみたいにキレイになります。
丈夫で使いやすく清涼感のある香りです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
足の汗ってホントに困りものですよね。
- 足指と爪、足裏のしわを特に念入りによく洗う
- 足の洗浄剤は殺菌効果の高いものを選ぶ
- 臭いが強い場合は消臭に特化した石鹸も使うと良い
- 手近にある重曹・酢・クエン酸は安価なので試してみるのも良い
- 靴下は天然繊維が含まれ通気性が良いものを選ぶ
- 中敷きは消臭、乾燥、除菌効果などが高い物を選ぶ
- 菌が繁殖する前に頻繁に中敷きを取り換える方法もある
- 靴下を持ち歩いて必要な時に替える
- 通気性の良い靴に替える
- 靴は毎日同じものを履かない
- 靴の中に消臭スプレーを使用する
- 足に使用する制汗剤も持ち歩くと良い
でも対策のコツを覚えたら、案外簡単にクリア出来たので嬉しかったです。
今までコンプレックスだったものを克服したことで、ちょっと自信も出てきました。
足のムレや臭いでお悩みの方は一度試してみて下さい。
しかし、何をやっても臭いが無くならない、口臭や体臭も強くなった場合は内臓疾患などの病気が疑われるので専門医の受診をお勧めします。
臭いが病気のバロメーターとして出てくることもあるので注意して下さいね。
[surfing_other_article id=3543] [surfing_other_article id=3495] [surfing_other_article id=3626]