全体的に体型を見ると痩せているのにお腹だけがぽっこり出ている。
無理なダイエットや、偏った食事を長期間行うと栄養のバランスが崩れ変な痩せ方をします。
ぽっこりお腹の原因は、ずばり、便秘です。
出ていない人は、大腸のある下っ腹の当たりが、たいていぽっこり出っぱっています。
そのぽっこりお腹を解消できなければ痩せることはできません。
今回は、ぽっこりお腹になる原因と、解消する方法をお伝えいたします。
便秘でぽっこりお腹になる原因
下っ腹がぽっこり出ていて便秘かどうかを判断するには、両手のひらを下っ腹に包み込むように置けば分かります。
置いた手のひらに丸みがでれば、便秘の証拠です。
ぽっこりお腹になる原因は、
- 食べたらデブになると思い、食事制限をしている
- 水分をあまり取らない
- 食べなきゃ痩せると思い、無謀なダイエットに取り組んだことがある
- 油抜きダイエットをしたことがある
- 夜は、食べないもしくはごく少量だけしか食べない
- 朝食を食べない
- ほとんど食べないで運動している
などが考えられます。
どれにも言えることは、栄養のバランスの崩壊です。
そして、食物繊維不足が原因で便秘になります。
そして、無茶なダイエットを繰り返すと、
- 内臓の動きが弱まる
- ストレスが溜まる
- ぽっこりお腹が気になり不安になる
など、身体にも、精神的にも良くありません。
また、便秘は人間にとってとても重要な小腸と大腸に大ダメージを与えています。
便秘によるぽっこりお腹を解消する5つの方法
ぽっこりお腹を解消するためには、今までの生活習慣を変える必要があります。
そもそも、便秘が起こる原因は、生活習慣の乱れで起こります。
なので、
- ダイエットのやり方を見直すこと
- 食事の栄養のバランスを整えること
- 3食必ず食べること
- 規則正しい生活をすること
- ストレスをためないこと
が必要です。
ダイエットのやり方を見直そう
女性にとってダイエットは永遠のテーマです。
ですが、成功と言うのには条件があります。
ダイエットが成功したと言えるのは、『美しく、かつ健康に痩せたとき』です。
体重が減っても、身体の体型が健康的ではない、ましてやお腹がぽっこり出ている状態はとても成功とは言えません。
無理なダイエット、我慢をするダイエット、ストレスの溜まるダイエットはのちに身体に悪影響を及ぼします。
現在、何かダイエットに取り組んでいるのであれば一度ストップし、やり方を改めるようにしましょう。
食事の栄養のバランスを見直そう
ぽっこりお腹になる原因は、食物繊維不足、つまり栄養のバランスが悪いことです。
特に、食事制限ダイエットを行ない炭水化物を食べない、〇〇を食べないなど制限をかけてしまうと身体に必要な栄養素が摂れません。
便秘の場合はまず、食物繊維を多く摂ることから始めましょう。
食物繊維には、
- 水溶性食物繊維
- 不溶性食物繊維
の2種類ありますが、水溶性食物繊維を多く含むものから食べるようにしましょう。
水溶性食物繊維には、
- ペクチン(リンゴやバナナ)
- アルギン酸(昆布やわかめなどの海藻類に多く含む)
- グルコマンナン(こんにゃくは腸掃除の代表格です!)
があります。
特徴としては、水に溶けるとぬるぬるしたゲル状に変化し、胃の中の食べ物を包み込み消化、吸収を助けます。
また、食物繊維は大腸にいる善玉菌のエサにもなるので、
- 善玉菌の増加
- 大腸の蠕動(ぜんどう)運動の活発化
- 腸内環境改善
- 美肌効果
にも繋がります。
腸内環境を改善することは、女性に嬉しい美肌効果もあります。
便秘を解消するには、便秘解消サプリメントも有効です。
改善スピードをアップしたい、食物繊維を普段あまり食べないという方にはおすすめと言えます。
ぽっこりお腹を解消するには、水溶性食物繊維を多めに摂ることですが、基本はバランス良く栄養を摂ることです。
食事制限をしているようであれば、栄養のバランスが取れるダイエットにチェンジするようにしましょう。
3食必ず食べるようにしよう
食事は必ず3回、できれば決まった時間に食べるようにしましょう。
特に重要なのは朝食です。
朝は、仕事や家庭のことで忙しいこともあり、抜いてしまう人が多くいます。
トイレに行く時間もないほど慌ただしいいこともあるでしょう。
朝食が重要な理由は、排便を促すのは朝食だからです。
実は、腸は睡眠中に一番活動しており不要なものや毒素を排出する準備を整えています。
そのため、起きてご飯を食べることで身体のスイッチが入り不要な物を出すことができます。
ところが、朝食を抜いてしまうと身体のスイッチが入らず停滞することになります。
また、朝食を抜くことで力も入りません。
腸の活動にも力が入らないことから蠕動運動ができず排便することができなくなってしまいます。
忙しくても、必ず簡単な物でも良いので食べるようにしましょう。
簡単な物とは例えば、バナナとヨーグルトです。
特にバナナは特効の便秘薬と言われてます。
バナナは、
- 食物繊維が豊富
- 善玉菌を増やすオリゴ糖が豊富
- 栄養価が高い
など腸の活動を助けてくれる栄養素を多く含んでいます。
ヨーグルトも、乳酸菌を多く含んでいることから便秘解消になります。
また、人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われています。
起床後は特に水分不足です。
起きたら必ずコップ1杯の水を飲むように心がけましょう。
規則正しい生活を心がけよう
腸の活動を促進するには、睡眠が挙げられます。
理由は、自律神経を整えることにあります。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。
起きているときは、交感神経が優位に働き、寝ているときは副交感神経が優位に働いています。
小腸、大腸が活発に動くときは、副交感神経が優位に働いているとき、つまり、リラックス状態や睡眠中です。
便秘になる行動は、
- 睡眠不足
- 夜更かしをする
- 不規則な生活をする
などです。
副交感神経が優位に働く時間を多く作ることが、ぽっこりお腹の解消に繋がります。
ストレスを溜めないようにしよう
まず、ストレスを溜めることは、身体にも精神的にも良くありません。
極度のイライラ感、緊張状態が長く続く、つまり交感神経が優位に働いていることになります。
腸が活動するのは、副交感神経が優位のときです。
交感神経が優位に働く時間が長ければ長いほど、腸の活動を妨げることで便秘になりがちです。
無理なダイエットは、ストレスが増えることが多く、一気にドカ食いに走る可能性もあります。
自分の好きなことを見つけて、定期的にストレス発散しましょう。
ストレスを発散することは、便秘の解消につながります。
まとめ
便秘によるぽっこりお腹を解消する方法は、
- ダイエットのやり方を見直すこと
- 食事の栄養のバランスを整えること
- 3食必ず食べること
- 規則正しい生活をすること
- ストレスをためないこと
です。
生まれたときから便秘の人はいません。
つまり、便秘は生活習慣の乱れから起こります。
腸内環境を整え、綺麗な体を手に入れましょう。
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