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便秘になる原因はコレ!女性がやりがちな行動11つ

2017年3月1日

便秘が原因で悩んでいる女性の画像

多くの女性が悩む便秘。

便秘になる一番の原因は生活習慣の乱れにあります。

腸がストレスや日頃の食生活でダメージを受けていることで便秘になります。

妊娠・出産のときにもホルモンの関係でどうしても便秘になりがちです。

便秘を放置してはいけません。

便秘を放置すると言うことは腸を悪いまま放置していることと同じ事です。

腸は実は人間の臓器の中でもっとも重要な役割を担っています。

それは、栄養を吸収することです。

食品、飲料から栄養を吸い取ることができるのは小腸と大腸だからです。

胃も吸収できますがごく一部の栄養だけです。

ほとんどは小腸と大腸が行っています。

便秘で肌が荒れるのも、腸内環境が悪いことが原因です。

今回は、便秘になりがちな女性に多い行動パターンをお伝えします。

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朝食を食べない

朝食を抜いて食べる量を減らしている、なんてことはありませんか?

朝食を食べないことは便秘解消するにあたっては逆効果です。

朝食を取らなければ便秘になります。

もともと人間には体内時計が存在しています。

食事をしたときに、

 

”消化⇒吸収⇒睡眠⇒排出”

 

と生活のリズムが作られています。

つまり、朝起きたときは、排出の準備が整っていると言うことであり朝食を食べることで便意が起こります。

ところが、朝食を食べなければ一定のリズムが崩れ、便秘になるのも仕方がないのです。

朝は、時間がないものです。

忙しいですよね。

ですが、朝食を抜いてはいけません。

バナナ一本でも食べて、生活リズムを整えることが大切です。

無理なダイエットをしている

栄養のバランスを考えない無理なダイエットは、確実に腸内環境を破壊します。

ダイエットで痩せたいという思い一心で食事量を極端に減らして制限していることはありませんか?

無理なダイエット、過度なダイエットは腸に負担をかけ、便の量も少なくなり便秘になりがちです。

特に炭水化物を減らすと、炭水化物に含まれる食物繊維も不足しがちになります。

食事制限をする基本は、バランスを崩さない事です。

また、食べないと言うことは栄養を吸収できないことに繋がります。

栄養を吸収できないと言うことは筋肉の低下、栄養不足により腸の機能も働かなくなるということです。

ダイエットは、健康的な身体になることです。

体重を減らすことではないはずです。

忙しい、我慢している

女性の働いている仕事の中身や、生活環境によっても便秘になる場合があります。

朝、特にあわただしくトイレに行ってる暇がない、起きたらすぐに移動しないと間に合わない、または、仕事中はなかなかトイレに行く時間がないなどです。

勤務中行きにくい雰囲気がある、行くことができない場合もあるでしょう。

この我慢することが非常に悪く便秘になる原因です。

腸には蠕動運動(ぜんどううんどう)を繰り返し行うことで食べた物を前へ前へ送っています。

イメージ的には、尺取り虫のような動きです。

しかし、この動きを我慢して止めてしまうとどうなるか?

まず、我慢することにより出口に近い所から便が腸内に留まることになります。

次に出口がふさがれているため、後ろからきた便もまた止められるのでその場に留まることになります。

腸内の中で大渋滞が起こります。

それだけならまだしも腸内では悪玉菌により腐食が始まり腸に悪影響が出ます。

腸内に便が溜まると、

  • 腸内環境の悪化
  • 悪玉菌の増加
  • ガスが溜まりおならが臭う
  • 体臭がきつくなる
  • 肌荒れがひどくなる

などの症状が出ます。

我慢することはかなり悪影響を及ぼしますのでやらないようにしましょう。

悪玉菌を増やすと腸が原因で様々な体調不良を引き起こします。

逆に善玉菌を増やすことができれば、腸内環境も整わせることができます。

便秘も改善することができます。

善玉菌を増やすプレミアムスリムビオの効果のようなサプリメントも良いでしょう。

つい食べ過ぎる

食事でもつい食べ過ぎる、15時のおやつでも食べてしまう。

または、夜の飲み会などで食べ過ぎ飲み過ぎをしてしまう。

思い当たる節はありませんか?

暴飲暴食は、胃もたれや二日酔いなど食欲がなくなる原因になります。

その日は食べ過ぎてしまい、次の日は食事を抜いたりすると便秘の原因になります。

暴飲暴食は食事と排泄のリズムのバランスが崩れます。

また好きな物ばかり食べるのも食材によっては、便秘の原因になります。

腸を汚してしまう食材は、

  • 乳製品
  • 牛、豚肉類
  • 油っぽいもの
  • 加工食品
  • 糖質の摂りすぎ
  • 市販のパン

乳製品や牛、豚肉類、ポテトチップスやコロッケなど油っぽいものがなぜ悪いのかと言うと、原因は油にあります。

油は、時間が経過すると酸化が進みます。

酸化した油が活性酸素と同じように非常に強い酸化作用があります。

これが大量に取りこまれれば腸の粘膜細胞が傷ついてしまいます。

結果、腸を汚すことにつながり便秘になってしまいます。

加工食品や市販のパンも実は腸を汚してしまう原因になります。

理由は、食品に含まれる様々な添加物が原因です。

添加物には、漂白剤、防腐剤が多く含まれており、パンの原料である小麦粉はほとんどが外国産なので大量の食品添加物が使われています。

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この食品添加物が腸を汚してしまうため、結果として腸内細菌にも悪影響が出て便秘になってしまいます。

水分を控えている

トイレが近くなる、汗をかきたくない、つい時間がない、痩せるためになどと言い、水分の摂取を控えていると、便が硬くなります。

すると、排便が辛いからといってトイレに行くのを控えていると、ますます悪循環に陥ります。

朝、昼、晩とこまめに摂取することが大切です。

特に、朝は目が覚めて排泄の時間でもあります。

コップ一杯の水を必ず飲むようにしましょう。

水分を体内に吸収するのは大腸の役目です。

ですが、水分がなければ腸の動きも満足にできませんし流れを悪くします。

また、吸収量が少ないと言うことは全身の肌にも、水分が行き届かない場合も考えられることから、肌荒れの原因になります。

肉が中心の食生活

豚肉、牛肉が好きでこればかり食べているなど肉中心の食生活をしている事はありませんか?

肉が便秘の原因となる理由は、動物性タンパク質です。

動物性タンパク質は、高脂肪、高タンパク質、高カロリーです。

はるか昔、弥生時代のころから日本人は魚や大豆、野菜や海藻などを中心に、低脂肪、低カロリー、植物性タンパク質を中心に生活してきました。

その名残がいまもあるので食生活の変化に対応できていないのです。

食の欧米化が進んだために動物性たんぱく質を上手く消化することができません。

食べ過ぎると、メタボリックシンドロームや大腸がんのリスクが高まります。

また、動物性タンパク質は食物繊維が含まれないのでこれもまた便秘の原因になります。

睡眠不足

仕事が忙しい、変則勤務をしている、夜更かししている、生活のリズムが整っていないなどの理由から睡眠不足になっていることが原因で便秘になっていることが考えられます。

睡眠不足で起こるのは、自律神経の乱れです。

自律神経とは、交感神経と副交感神経の2つの神経がバランスよく交互に働くことで安定を図っています。

この神経が乱れてしまうと、

  • 体内時計のリズムが崩れる
  • 排便のリズムが狂う
  • 食欲がなくなる
  • 腸の蠕動運動がスムーズにいかなくなる

といった生活のリズムを狂わせる原因になります。

腸の機能がうまく働かなくなることから便秘になりやすくなります。

運動不足

一週間にあなたは何回、身体を動かしていますか?

運動不足になると、腸管の動きが悪くなります。

女性の場合、腹筋の筋肉量も少ないため、排便もスムーズにいかない場合があります。

また、胃や内臓が下垂している人が多く、大腸の蠕動運動も弱いために、便秘がちになることが考えられます。

ストレスが溜まりやすい

はらわたが煮えくり返る』という言葉があるように腸はストレスの影響を受けやすく精神的苦痛のような悪影響に大きく左右されます。

このストレスも、睡眠不足同様に自律神経の乱れが原因で起こります。

あまりにもストレスの影響を受けすぎると、過敏性腸症候群になります。

排便のリズム、生活のリズムも狂うことで下痢や便秘の両方に悩む結果となります。

ストレスは、溜めこまないよう定期的に発散する事を心がけましょう。

冷房を強めにしている

これは、夏場のことですが、エアコンで身体を冷やし過ぎていませんか?

身体の表面を冷やすと、体温が外に奪われることになります。

熱を奪われることで、腸まで冷え切ってしまします。

すると、お腹が張って重苦しい感じになったりおならがでにくくなることがあります。

冷えは万病の元と言われます。

便秘の人は常に身体を冷やさない工夫をすることが大切です。

妊娠中である

妊娠すると便秘になるなんてことがあります。

実はこれは妊娠中に分泌される女性ホルモンが関係しています。

そのホルモンは、黄体ホルモンです。

この黄体ホルモンの働きは、

  • 妊娠の継続を助ける
  • お母さんの大腸から水分を赤ちゃんに送る働き
  • 腸の蠕動運動を抑制する働き

があります。

そのため、腸の水分が減り便が硬くなってしまうのです。

また、腸の動きを抑制する働きもあるため便秘になりやすくなります。

妊娠後期になるとさらに、大きくなった子宮が腸を圧迫して、便の通り道を狭くしてしまうことも便秘になる原因と言われています。

あまりにも便秘がひどい場合には医師の診察を早めに受けることが重要です。

妊婦さんの場合は特に、水分補給や食物繊維を多く摂ることが必要になってきます。

乳酸菌やオリゴ糖などもよいでしょう。

ただし、オリゴ糖は食べ過ぎるとお腹がゆるくなることがあるので過剰摂取には注意が必要です。

まとめ

女性が便秘になる原因は、

  • 朝食を食べない
  • 無理なダイエット
  • トイレを我慢している
  • 食べ過ぎ飲み過ぎで腸に負担をかけている
  • 水分を控えている
  • 牛、豚肉を中心とした食生活
  • 睡眠不足
  • 運動不足
  • ストレスが溜まっている
  • エアコンで身体の冷やしすぎ
  • 妊娠中による黄体ホルモン

の11つです。

腸は、最大の免疫器官です。

そして、食べ物から栄養を吸収できるのは腸です。

便秘を改善すれば、肌荒れ、美容、健康、抵抗力をすべて備えることができます。

一日も早く、便秘を改善するようにしましょう。

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