Body Care 乾燥肌

冬に乾燥肌になる原因と対策8つ

2017年1月5日

乾燥肌が気になる女性

冬になると、肌がカサつき悩まされることも多い乾燥肌

実は、乾燥肌は放置すると目のまわりのシワやたるみを引き起こす原因となり肌の老化につながります。

皮膚は、真皮、表皮、角質層の3層で構成されており体の水分を保持する重要な役目をしています。

体の表面を覆っている角質層の水分は、皮脂や汗の分泌によって保たれ、肌にうるおい感を与えています。

肌が乾燥すると、常に気になって落ち着かなくなったり、イライラしたりと悪影響を及ぼしてしまいます。

今回は、冬に乾燥肌になる原因と対策方法をお伝えいたします。

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冬の乾燥肌について

乾燥肌が気になる女性

冬の乾燥肌の原因

冬に乾燥肌になる原因は3つあります。

  • 寒冷
  • タンパク質不足
  • ビタミンA不足

この3つが主な原因です。

冬なると、どうしても肌のカサつきに悩む人が増えます。

これは、空気が乾燥していることだけが原因ではありません。

体は寒さを感じると、体温の低下を防ごうと皮膚への血流量を減らします。

そうすると、皮膚の代謝が低下し、皮脂の分泌が少なくなります。

さらに、汗の量も減るため、皮膚内の水分がどんどん蒸発してしまいカサカサ肌になってしまうのです。

皮膚の細胞は、だいたい4~6週間のサイクルで常に新しい細胞へと入れ替わっています。

古い細胞は「垢」となってはがれ落ちて行きます。

この入れ替わりをターンオーバーと言います。

 

新陳代謝が悪かったり、細胞に上手く栄養が行かなかったりすると、ターンオーバーが活発に行われず、肌荒れにつながります。

人間の肌や髪の毛、筋肉や臓器はタンパク質から作られています。

肌の張りや健康状態を保つのには、皮膚の一番下層にある真皮が大切であり、その組織間をつないでいるコラーゲンによって保たれています。

コラーゲンとはタンパク質の一種のことです。

タンパク質が不足すると肌にトラブルが起こりやすくなります。

また、ビタミンAが不足しても、肌に潤いがなくなり、表面を覆っている角質層が厚くなり、肌荒れを引き起こします。

肌の乾燥となる症状

顔の肌が乾燥すると、以下の様な症状が出ます。

  • 目の周りのシワ
  • たるみ
  • くすみ
  • 毛穴が広がる

放置すると肌の老化につながります。

また、体の部位によっては乾燥によりかゆみを伴う事が多くなります。

冬の乾燥肌を防ぐ対策

入浴

まず、治すにあたって皮膚の新陳代謝を活発に上げる事が必要になります。

冬にカサつきが多くなる原因は、寒さによる血流の悪化です。

せっかく肌に大切な栄養を摂っていたとしても皮膚に行き届かなければ意味がありません。

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入浴することで、新陳代謝を高めることが重要です。

少しぬるめのお湯で半身浴が基本です。

体を洗う時はやさしくマッサージするようにして、血行を良くしましょう。

発汗を促す事が重要です。

保湿

入浴後は、乳液やクリームで保湿し、皮膚からの水分の蒸発を防ぐようにしましょう。

カサカサ肌になるのは、寒さにより皮膚の代謝の悪化や皮脂の分泌不足により皮膚の表面にある水分が蒸発し奪われている状態だからです。

冬の寒い期間は、常に保湿に心掛け、乾燥肌を作らないようにしましょう。

老化を防ぐことで健康的な肌を保つ事ができます。

乾燥肌にならない食事方法

肌のトラブルは入浴や保湿など外側からの改善も当然必要ですが、内側からの改善もあればより強力にカサつく肌を防ぐ事ができます。

乾燥肌の改善に役に立つ成分をお伝えします。

タンパク質

肌をはじめとする体を構成するのに必要な成分です。

不足すると肌の状態も悪くなり、乾燥し、潤いが失われます。

また、健康状態も悪くなります。

  • 大豆
  • 牛乳

などに多く含まれています。

冬の時期は特に、タンパク質を多めに取り肌の健康を守るようにしましょう。

必須脂肪酸

体内で合成できない脂肪酸のことです。

細胞膜を構成するリン脂質の成分で不足すると皮膚に異常が表れます。

  • 植物油
  • 魚油

に含まれています。

ビタミンA

皮脂線や汗腺の働きを高める効果があります。

皮脂の汗の分泌に有効です。

  • ウナギ
  • レバー
  • モロヘイヤ

などに多く含まれています。

ビタミンB2・B6

皮膚の新陳代謝を促し、肌にハリと弾力を与える働きをします。

  • サバ
  • 秋刀魚
  • レバー

などに多く含まれています。

ビタミンC

タンパク質とビタミンCを一緒に取るとコラーゲンの合成を助ける働きをします。

是非、タンパク質を摂り入れる時はビタミンCも同時に摂る事をおすすめします。

  • グレープフルーツ
  • レモン
  • ミカン
  • キウイ
  • ピーマン

などに多く含まれています。

ビタミンE

血行を良くし、肌にうるおいを与えてくれる働きをします。

  • アーモンド
  • かぼちゃ
  • キングサーモン

などに多く含まれています。

まとめ

冬の乾燥肌を防ぐ対策は、

  • 入浴で血流を良くし皮脂の分泌を増やす
  • 保湿をし、肌に水分を保ち蒸発を防ぐ
  • 皮膚の栄養であるタンパク質を摂り入れる
  • 必須脂肪酸を摂る
  • ビタミンAを摂る
  • ビタミンB2・B6を摂る
  • ビタミンCを摂る
  • ビタミンEを摂る

8つです。

カサつく乾燥肌を改善し、肌の老化を防ぎましょう。

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