今回は、女性に特有のお悩み「便秘」について取り上げます。
便秘の改善に即効性のある話をお伝えします。
また、守るという意味で便秘薬や抗生剤のお話など、あなたを応援いたします。
[speech_bubble type="pink" subtype="R1" icon="yuumi02.png" name="悠美ママ"] こんにちは!実は私も、最近改善されるまで、悩んでいましたし、幼少期にあまりにひどく、救急搬送されたことがあります。盲腸かと思うくらいでした。なので、即効性のある便秘改善方法をお伝えします。[/speech_bubble]便秘を改善する即効性のある方法について
乳酸菌を増やす
乳酸菌を増やす方法として、手軽なもので日本人なら誰しも知ってる飲み物の一つがヤクルトです。
乳酸菌シロタ株を1mlに100万個含み乳酸菌を増やす効果が知られています。
長期で見るほどその効果は出るそうです。
また、腸内環境をよくすることで、発がん促成物質を抑えてくれます。
生きて腸まで届くため、便秘や下痢を抑制し、そこから派生する痔も抑制するといわれています。
痔は女性に多いので一石二鳥です。
毎日、長期にわたり、よく振ってから飲むことで効果が激増していくので、のんびり構えていましょう。
運動をしよう
便秘の原因の一つが運動不足です。
主には運動をしないことで、腹筋が弱まってしまいます。
それが腸の排泄機能を弱める非常に大きな原因になります。
そのため、腹筋が一番なのですが、まずは全体運動になる、ウォーキングを取り入れると良いでしょう。
腹筋や背筋は少しハードルが高いと思いますが、ウォーキングなら、全身を使っているのにそういう気はしませんよね。
まずはお散歩から始め運動不足を解消しましょう。
食事の栄養のバランスを取ろう
多くの方が食物繊維を取ろうと努力しているのに、なぜ便秘は改善されないのでしょう。
その一つの答えは、バランスがとれていないからです。
そのバランスの適正値は水溶性1:不溶性2です。
これを完璧に目指すのではなく、例えば、お味噌汁に海藻を多く入れてみたりと、少しの工夫で不溶性を多く取り入れることは可能です。
[speech_bubble type="pink" subtype="R1" icon="yuumi02.png" name="悠美ママ"] 納豆も1日1回食べてみるのもお勧めですよ![/speech_bubble]豆腐の意外な落とし穴
豆腐は食物繊維が豊富な食品の一つだといわれています。
豆腐は両方の側面を持つ食物繊維です。
しかし、この豆腐はダイエット食品としても多く使われているにも関わらず、ダイエットが成功しない例や、かえって便秘になる例が存在しています。
実は、豆腐は、とりすぎるとかえって便秘を招いてしまいます。
納豆もそうなのですが、摂り過ぎることで腸内の水分が足りなくなり、カチカチ便に一直線です。
何事も、食べすぎ、摂り過ぎはいけません。
注意しましょう。
[speech_bubble type="pink" subtype="R1" icon="yuumi02.png" name="悠美ママ"] 豆腐は1日半丁ほどでいいんです。食べ過ぎは逆効果になってしまいます。また寒い時期は冷えるので特に冷ややっこは避けましょう。[/speech_bubble]小麦粉から脱却しよう
意外に思われる方も多いと思いますが、小麦粉は非常に栄養面からみて便秘にまったく役に立ちません。
むしろ真逆です。
栄養素の中にビタミン、ミネラル、食物繊維が含まれていないです。
糖質脂質の塊といったところです。
また、腸を麻痺させる、オピオイドペプチドといった成分がモルヒネの100倍含まれています。
これでは腸の自然な運動を阻害してしまいます。
加えて、日本人は米で育ってきた人種であり、遺伝子的に合わないことが提唱されつつあります。
血液型A型の人は特に合わないことが知られています。
安価なため、使いやすく食べやすいところですが、現在は米粉なども販売されているので、そちらに切り替えていきましょう。
また和食に切り替えていくことでヘルシーな食生活を送る事ができます。
[speech_bubble type="pink" subtype="R1" icon="yuumi02.png" name="悠美ママ"] 特異型の小麦アレルギーを持つ私もA型で、いろいろ調べていたら小麦粉は便秘に役に立たない事がわかったのでお伝えします![/speech_bubble]食物繊維の豊富な食べ物
便秘に効く食べ物は知られていますが、その食物繊維にばかり注力しすぎて2つの食物繊維があることを知らない人、バランスが取れていない人、かえって便秘になる方がいらっしゃいます。
不溶性食物繊維
水分では解けないため、水を吸収し腸を刺激してくれます。
よく噛む必要が多いのも大きな特徴です。
- ゆでた豆類
- パセリ
- 納豆
- くり
- 米味噌
- エリンギ
- エキストラバージンオイル
- 海藻
この上記の物に不溶性食物繊維が多く含まれています。
水溶性食物繊維
人体に有害な物質を体外に排出してくれる作用があります。
ほかにも糖尿病が防げるなど、血糖値の吸収を抑えてくれる特徴を持っています。
- にんにく
- 納豆
- なめたけ
- オクラ
- アボカド
- ゴボウ
- バナナ
- サツマイモ
などに多く含まれています。
便秘を改善するオススメサプリ
オリゴ糖と、スピルリナです。
お好きなのを取り入れてみてください。
両方に免疫力を上げる効果があります。
[speech_bubble type="pink" subtype="R1" icon="yuumi02.png" name="悠美ママ"] 自身の経験からこの2つは効果的です。参考にしてみてください。[/speech_bubble]スピルリナ
古代からアフリカ中南米の湖畔に生息する熱帯の海藻です。
つまり、自然界由来なんですね。
50種類以上の栄養素が含まれているとともに、5大栄養素であるミネラルがふんだんに含まれています。
食物繊維が全成分の8~10%を占めているので、栄養とともに食物繊維を気軽に採ることができます。
また、妊活にもよいとされています。
まさにスーパーフードです。
オリゴ糖
実は砂糖やブドウ糖は小腸では吸収されてしまい、大腸まで届きません。
ここに大きな落とし穴が存在します。
オリゴ糖はビフィズス菌の餌です。
年とともにビフィズス菌は減っていきます。
その為、餌を自分で上げて育ててあげることができるのがオリゴ糖です。
小腸で吸収されず、大腸までばっちり届きます。
腸内の善玉菌を増やして元気になる。
これがオリゴ糖です。
両者を併用するのは少し効果が強すぎるのと、腸も覚えてしまうので飽きてしまいます。
なので春夏はこっち、秋冬はこっちと季節に分けて飲むのと良いでしょう。
便秘はなぜ起きるのか
便秘は、腸で吸収された食物が本来行われる腸の運動が止まり、排泄されないことでおきます。
簡単に言ってしまうと、体内に要らないゴミが溜まっていて出せてない状態です。
そのため、体のサインとして肌が荒れたり、おなかが張ったり、ガスが出たりします。
原因は、
- 食物繊維不足
- 運動不足
- 腸内環境悪化
- 水分不足&過多
- ストレス
- 重大な疾病
などが上げられます。
腸の役割について
腸は第二の脳といわれています。
むしろ目と密接な関係を持つ脳から独立しており、腸のほうが有能だといわれているのが昨今の研究により明らかにされWSJ(ウォールストリートジャーナル)にも掲載されています。
腸は、食べ物を消化吸収することはもちろん、免疫を作ります。
そのため、テニスコート一面の広さを持っていると言われています。
またセロトニンを作り出しているのは95%が腸です。
そして東洋医学的な見地から見ると気が出るところ丹田が位置しているとされ、非常に重要な臓器と言えます。
腸に元気のない人は、鬱やイライラに悩まされる傾向があります。
便秘を防ぐ腸内環境を守る方法
抗生物質を飲まない
風邪をひいたときに、ついつい抗生物質を飲んでいないでしょうか?
国内で処方される抗生物質の中には、腸の善い菌まで滅してしまう抗生物質が存在しています。
腸には細菌が群れを成す、いわば腸内フローラといったものが存在します。
腸内フローラはもとからの住人です。
しかし、病気のもとになる菌を殺すことに注力する抗生物質は、そんなことを知りません。
腸内に住んでいる有益菌も、体を治すために風邪の菌だと思って殺してしまうのです。
抗生物質には何系統かありますが、まずは免疫を高め風邪をひかないこと、風邪をひいてもすぐに休み、抗生物質を飲まない処方箋を出していただくか、薬剤師さんに相談してみると良いでしょう。
[speech_bubble type="pink" subtype="R1" icon="yuumi02.png" name="悠美ママ"] 一度、抗生物質で壊してそこからもとの腸内環境に戻すのには、1週間では済まないと、掛かりつけの指圧の先生がおっしゃっていました。事実、抗生物質を飲むと私も便秘や下痢気味になるので愛飲しているサプリを多めに飲んでいます。みなさんも注意しましょう![/speech_bubble]便秘薬には頼らない、また頼ると高額出費になる
便秘薬を使ってますか?
実は、とっても怖い存在です。
市販の便秘薬はほとんどすべてがアントラキノン系です。
この系統は、副作用をはらんでいます。
大腸を刺激しますが、その刺激は本来の便意(内容物が直腸に達して初めて脳に伝わる)ではなくお腹を激しく収縮させることで無理に排泄させています。
その為、飲めば飲むほど、腸本来の感覚を取り去っていってしまいます。
これにより、おなかも張りやすくなってしまいます。
また、怖いのは依存症です。
便秘が慢性化している方は鬱やイライラになる方が多いです。
便秘薬は第二類からあるので、手軽に買えてしまいますし、管理も医師のもとではありません。
手軽に飲めてしまうのです。
その為、食物の観点、飲み物の観点、そういう努力をしないで慢性化させてしまうということが考えられます。
そして、どんどん強い薬に手を出し、万策尽きて初めて、便秘外来に行く必要が出てきてしまうのです。
ただし、便秘外来に行っても、前述した、腸の機能のマヒが考えられるため、長ければ長いほど、現実的にそう簡単には治らないことが予想されます。
そう考えると、悪化するまでは病気でもないのにも関わらず、莫大な予防費用をかけており、病院に行くに至った瞬間、さらに莫大な医療費と時間がかかっていると考えることができます。
便秘薬に頼らず、努力と知恵と工夫で治していきましょう。
[speech_bubble type="pink" subtype="R1" icon="yuumi02.png" name="悠美ママ"] FP(ファイナンシャルプランナー)の知識から医療費的な観点からもお伝えしますと、便秘薬に頼るのは、便秘の予防で薬を購入しているため医療費に含まれません。よって医療費控除にも含まれません。便秘外来に行って、病院に行って初めて医療費として認められるので注意しましょう![/speech_bubble]まとめ
便秘に即効性のあるのは、
- 乳酸菌を増やす。手軽なのはヤクルト
- 筋力の低下を防ぐため少しでも運動を行う
- 不溶性食物繊維を取り入れる
- 水溶性食物繊維を取り入れる
- 水溶性と不溶性食物繊維の食べるバランスは1:2が良い
- 豆腐は食物繊維ではあるが食べ過ぎは逆効果なので注意する
- 小麦粉よりも米粉が良い
- スピルリナサプリを服用する
- オリゴ糖のサプリを服用する
この9つです。
腸内環境を守る方法は、
- 抗生物質は飲まない
- 便秘薬を控える
抗生物質、便秘薬に頼らない生活が大事ですね。
日本では情報格差があるため、知らなかったことや、昔からあるけれど、実は物凄い実力を秘めたものまで様々あります。
皆様の便秘が治るように祈っております。
そして、みなさんの笑顔が増えますように。
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